シェフと山・里・海、産地連携プロジェクト1~3 ~番外編~

投稿日:2012年11月1日 投稿者:sot

ソウル オブ 東北+岩手県県南広域振興局

シェフと山・里・海、産地連携プロジェクト1-3

[シェフツアー]       2012.10.28

 

この企画(シェフと山・里・海、産地連携プロジェクトー 通称 ”シェフツアー” ) は、岩手県内で東日本大震災とそれに関連する損害を受けた農畜水産業に携わる生産者を支援し、岩手の生産物を知りシェフとの交流を深めるためのプロジェクトです。

今回は番外編として、全3回の生産者の生産物を使って、東京で料理をいただく会が開かれました。

 

 

■開催概要

 

1.開催名称   銀座レカン 生産者とシェフが集うお食事会

-シェフと山・里・海、産地連携プロジェクト-

 

2.開催日時   2012年10月28日(日曜日)12:00〜

 

3.開催場所   銀座レカン(東京都中央区銀座4-5-5 ミキモトビルB1)

 

4.主催     ソウル オブ 東北、岩手県県南広域振興局

 

5.実施内容   生産地視察、懇親会、料理教室、食事会

 

6.参加生産者  25名

【住田町】村上みゆき「ズッキーニ」、佐藤道太「にんにく」、水野孝洋「での園」【八幡平市】髙橋愛「八幡平サーモン【奥州市】佐々木繁司、佐々木澄子、阿部文男、阿部矩子、菅野タエ子、菊池喜一、菊地トシ子、浅沼健一、浅沼伊保子、平野昌志、平野礼子、小沢祐耕、及川欽章「梁川ひつじ飼育者の会」【大船渡市】東義彦、鈴木隆広、志田建志、志田公夫、志田秀雄、志田雅彦「赤崎牡蠣」【洋野町】上野山昌利「ウニ」【花巻市】石黒幸一郎「ホロホロ鳥」

7.参加シェフ  高良 康之:銀座レカン[東京]

中西 貞人[東京]

神戸 勝彦:MASSA[東京]

清水 将[東京]

敬称略 順不同

 

…………………………………………… メニュー ……………………………………………

人参のムースと塩ウニのハーモニー

恋し浜ホタテとチャービルの根 スパイス風味

ホロホロ鳥とフォアグラのマーブル仕立て トリュフの香り

鮑を包んだトマトのベニエ ガーリックソース

八幡平サーモンのヴィエノワーズとミニ白菜のブレゼ

仔羊とズッキーニのクレピネット 軽やかな酸味のジュを添えて

巨峰と早池峰ヨーグルトのシャーベット

………………………………………………………………………………………………

4上)ホロホロ鳥とフォアグラのマーブル仕立て トリュフの香り、下左から)鮑を包んだトマトのベニエ ガーリックソース、仔羊とズッキーニのクレピネット 軽やかな酸味のジュを添えて

 

 

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【ご挨拶】

銀座レカン 高良康之 料理長「岩手の皆さんに元気を出していただきたい思いで、何度か東北にお邪魔させていただきました。しかし、逆に皆さんから教わったり勇気づけられ、元気をいただきました。ご提供いただきました食材を使って、料理で私たちの想いを表現させていただきます。今日の目標は、皆さんの笑顔です。楽しんでいただければ幸いです。」

 

 

 

清水将 シェフ「調理場でこの会をサポートさせていただきます。生産者の皆さんと触れあって教えていただいた食材の良さを、消費者の皆さんとの触れ合いで伝えていきたいと思います。」

 

 

 

 

 

山本謙治 様「私は岩手県の応援団を自認しております。二戸で短角和牛を4頭所有し、毎年肥育しております。岩手県の食材は、全国でもトップクラスです。毎月1回、岩手県各地にお邪魔してます。これからもずっと一緒に歩んでいきたいと思っております。」

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【生産者の方の声】

浅沼健一(梁川ひつじ飼育者の会)「私たち生産者は、消費者あっての生業。震災の影響もあるが、一番大きな要因は「放射能」です。広大な牧草地に羊を放牧することで、適度な運動や豊富な飼料を得ることが出来ます。しかし、放射能の影響によって羊を野外に放すことができません。」

 

 

 

 

 

 

浅沼伊保子(梁川ひつじ飼育者の会)「羊が小さなころから愛情を注いで育てたので、家族同然です。自分で食べることは少し心苦しいですが、こういった素晴らしいレストランで美味しく調理されて、皆さんに喜んでいただけることは嬉しく思います。」

 

 

 

 

 

高橋愛(八幡平サーモン/八幡平市)「元々、バーテンダーとして働いていましたが、実家で久しぶりに「八幡平サーモン」を食べてその美味しさに驚き、この仕事に携わるようになりました。こんなに美味しい食材が手元にあるのだから、全国の皆さんに知ってもらいたい!と思い営業しております。今回をきっかけのひとつとして、東京の皆さんにより知っていただけるよう頑張ります。」

 

 

 

 

佐藤道太(にんにく/住田町)「岩手県の食材でこんなに美味しい料理を作ってくれて本当に感謝しています。ただ、お礼は言葉ではなく、より良い生産物をつくることで伝えていきたいと思います。」

 

 

 

 

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