震災後、これまでの販路を失った東北の生産者や加工場では、新しい販路を求めて設備投資をし新商品開発が行われています。商品開発には、その地域や作り手や素材の長所を生かすこと、そして時代のニーズを知ることが大切です。その二つの要素が兼ね備わって強い商品が生まれるのです。
商品をつくるには、チームつくりが必要です。 企画、レシピつくり、パッケージやウエブデザイン、コスト管理、販路開拓など沢山の分野のプロの力を借りなければなりません。しかし、どこもそのような余裕はなく兼任ばかりの作業です。大切なことは、長所を見極め最後まで情熱を持つ事です。
2013年→
三陸パートナーズは、災後に地域活性を目的に震作られた水産加工場6社による協同組合です。
6社の加工場の特性に合わせて商品開発をしています。
2013年第一弾は、熊貝喜八の監修による「ワインに合う三陸の味」をテーマに、三陸の水産加工品のあらたなジャンルに挑戦しました。
2014年第2弾は、スモーク&炙り&酢締めシリーズの開発をしました。
現在、都内百貨店の歳暮、中元ギフト、催事などで販売しています。
- 熊谷喜八シリーズ
- スモーク& 炙り& 酢締め