三陸パートナーズ贈呈式2
投稿日:2013年10月31日 投稿者:sot
朝から我が社は慌ただしく、みんなが準備に走り回っています。試食会の材料やパッケージやポップやらを運び出しています。
今日は、三陸パートナーズの面々とソウルオブ東北の理事たちが一同に介する滅多にない日でもあります。東北と東京は遠いものです。
いざ、会場へと。
今日は、いつもジャージ姿の加工場の方々も背広です。ビシッとしています。キリンさん、日本財団さんにもご挨拶をし、三陸パートナーズの新しい名刺を配ります。
贈呈式が始まり、皆さんいつもになく緊張の面持ちです。代表の及川さんの三陸パートナーズの概要説明が行われ、その内容に胸が詰まる思いがしました。自分たちが置かれた苦しい状況から立ち上がって来たことをお話されました。皆さん、沢山のもの、商品、財産、家屋、そして、大切な人を失いました。ここまでくるために数々の不安と苦労があった事でしょう。私たちができることは、皆さんと一緒にその思いを共有することでした。何も最初から皆さんと上手く行ったわけではありません。少しづつ、商品企画の考え方を理解してもらう事から始めました。卸が主な地域です。商品を作って自ら販売する事などこれまで経験がないのです。ようやく商品を出せるところまで来ました。私にも沢山の思いがよぎりました。今は、本当にパートナーとなれた気がしています。毎月の打ち合わせも最近は、かなり活発になりました。時には、ああ、、と思うことがあっても、新しい未来を皆で見ることがこんなにも楽しくやり甲斐があるものであることを教えてもらいました。こうして、いい関係が築けた事が嬉しく思います。
試食会も沢山の方々にお褒めの言葉をいただきました。喜八さんの監修してくださったソースも上出来です。石黒さん、八重樫さん、ありがとうございます。これからは三陸パートナーズと里山パートナーズが揃って発展してくれるように、尽力をしたいと思います。
贈呈式の後には、キリンさん日本財団さんがお疲れ様の慰労会を催してくれました。本当に最後まで有難い事です。これから、皆さんが経済的にも、社会的にも発展する事が恩返しです。今がスタートです。本番はこれからなのです。(代表理事 岡部泉)