3月11日

投稿日:2012年3月11日 投稿者:sot

■震災から一年たち

 

仕事先の北海道で、震災から一年目の3月11日を迎えました。

 

2時46分。黙祷。

 

様々な東北の光景が浮かびます。避難所の人たちに温かい料理をと、みんなでつくった炊きだしのこと、体育館内に沢山の白いテントが並ぶ様、その中でがんばって料理をつくるお母さん方、私たちにけなげに笑顔を振りまいてくれた子供たち、仮設に移っての料理教室で、悲しみをこらえて津波の話をしてくれた御夫婦、また来て下さい、忘れないで下さいと話したご老人のこと。そして活動を助けてくれた東北の心温かい方々、東北のシェフの方々。活動に参加してくれた東京や京都のシェフの方々、、

 

東北のためにと思って始めた活動ですが、こうして思えば、東北の方々、他地域の方々からいただいたものは本当に沢山ありました。

 

活動は決して順調ではありませんでした。途方にくれることもありました。しかし、ここまで来られたのは、東北という風土と民族性に心から惚れ込んでしまったからだと思いました。ここに美しい日本の姿があったのだと思うことがしばしばありました。何もすることができないことが申し訳なく思うことがあります。
これからが本当の正念場だと思っています。少しの事、小さな事しかできなくてもどなたかのどこかの役に立てればと思っています。

 

東北のことをもっと勉強し知りたいと思います。どうぞこれからも東北の活動をよろしくお願いします。

 

最新情報

アーカイブ

ページトップへ