銀座レカン

投稿日:2012年11月2日 投稿者:sot

■岩手の生産者さんたちレカンに集まる

 

シェフと山・里・海、産地連携プロジェクト、通称シェフツアーを岩手で行ってきました。
子羊、トマト、仔牛、にんにく、ウニ、ほや、牡蠣、帆立、山から里から沿岸へとシェフたちが生産者さんを訪ね、現地で料理をする、そしてみんなで食べる。そんなソウルオブ東北のツアーです。今年はその集大成としていつも参加していただいているレカンの高良シェフのご厚意により、生産者さんたちをお呼びし、皆さんの手塩にかけた素材を高良さんが調理し、レカンを貸し切って食事会。

 

夢のような企画です。初めての銀座をいう方もいらっしゃいます。皆さんおしゃれして集まりました。緊張しないで、楽しんでくださいと高良シェフ。それぞれの席には一人一人の名前が書かれたメニューが置かれています。メニューを開いてみると、スタッフの方々の寄せ書きが…中央に「いつもお疲れ様です。そしてありがとうございます。今日は沢山楽しんでいってください…」と高良シェフの言葉があります。こちらこそありがとうございます。こんなにまでしていただいて…すでに熱いものがこみ上げてきます。

 

次から次へと素晴らしいお料理が運ばれてきます。

 

今日のメニューは次のとおり。

 

人参ムースと塩ウニのハーモニー
恋し浜ホタテとチャービルの根、スパイス風味
ホロホロ鳥とファワグラのマーブル仕立て トリュフの香り
鮑を包んだとまとのペニエ ガーリックソース
八幡平サーモンのヴィエノワーズとミニ白菜のブレゼ
子羊ズッキー二のクレピネット 軽やかな酸味のジュを添えて
巨峰と早池峰ヨーグルトのシャーベット

 

いやはや、どれもこれも岩手の食材がふんだんに使われ、魔法にかけられたように、美しく新鮮で、これまでにないものになっています。

 

最後にシェフたちからの挨拶。何もしてあげられなくて、皆さんはもっと辛いのに、自分の力が足りなくて…と話される増田シェフ。ぐぐっとシェフの皆さんの熱い思いがこみ上げてきます。そんなことはありません。こんなにも素敵なプレゼントを皆さんにしてくださいました。これで皆さんもの凄く励まされ、勇気をいただいたことでしょう。

 

来年も引き続きシェフツアーが始まります。
生産者さんの「大切に育てた素材を使ってくれたらうれしいんだけどな」この言葉を現実にするためにがんばっていきましょう。(代表 岡部 泉)

最新情報

アーカイブ

ページトップへ