活動の企画と提案書

投稿日:2011年12月8日 投稿者:sot

■支援活動は企画書と提案書から始まる 最近はソウルオブ東北の企画書やら提案書ばかりを書いています。 支援活動というもは、活動そのものも大切ですが、その骨子をきちんと他の人たちに伝え、知らせることが大切です。また、ソウルオブ東北に支援をしてくださる企業さんや一般の方々にも、活動の主旨とその経過、成果を伝えることが必要です。 案外、活動以外の事務管理が重要なポジションとなるのです。現場の仕切りやと縁の下の力持ちが両方必要なのです。活動が盛んになれば、縁の下の力持ちは、年がら年中その管理に追われます。今、ソウルオブ東北は、事務管理と現場を二人でこなしているので毎日ばたばたの繰り返しです。活動をしていればトラブルもあります。どんなに企画書があっても、それぞれに考えがあるので、同じ活動でも気持ちがすれ違うこともあるのです。 私がまだ短い活動期間で学んだことは、相手に合わせて企画書、または話の伝え方を変えることが重要だということです。これまでは、決まった業種の方々へのプレゼンで、大概はその共通語はマスターしていたと思います。しかし、今度の活動は他業種の人たちのお世話になり、または協力をお願いしなくてはなりません。行政の方、料理人さん、NGOの方、企業の方、生産者の方、加工業者の方、被災者の方々など、それぞれの立場に立って、その方々の言葉でわかりやすく伝えなければ、活動は成功しません。最初はこんなにきちんと説明してるのに何で理解してもらないんだと、怪訝に思うこともありました。しかし、それは自分の翻訳能力不足でありました。 そんな簡単なことが今頃わかるなんて、本当に情けないことなのですが、こうして足りなかったところを自身で気づいたことは、幸いなことです。自分の軸を絶えず流動的に変化させて、相手の軸に寄り添う努力をしたいと思います。これは支援活動でなくても気がつかなければいけないことでした。 ゆえに企画書や提案書は数種類が必要で、ある時は。おいしいもの食べて、飲みながらでも伝えることが大切です。この飲みながらというのは結構向いているはず。 それで、東北の何かの役に立っていれば、それはこちらも幸せなことであります。日々、じれったい思いですが、ここはじっくりと東北の声を聞きながら、活動の方法を見定めていきたいと思うのでした。(代表 岡部 泉)

 

 

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