シェフツアー

投稿日:2012年10月22日 投稿者:sot

■シェフと山、里、海、産地連携プロジェクト

 

ここ半年間、東北の産地連携プロジェクトとして、シェフが山、里、海の生産者を訪ね、素材とその風土を知る機会を作るものです。それが、需要と供給の関係に発展してくれる事が望ましいと考えています。長い支援とは、このような丁寧な草の根運動のようなものなのかもしれません。

 

今月三回目のツアーを開催しました。一回目は、北上山地の山間の子羊の生産者、つぎは、種市の天然ホヤとウニ、三回目は、大船渡、小石浜の帆立というように、山から海へとプロジェクトは進んで行きました。数十人の東京と東北のシェフが参加しました。その感想を聞くと、あらためて被災の現状がわかったこと、生産者の前向きな姿勢に感動したことなどがあげられます。生産者さんたちは、プロジェクトの合間に作られる自分たちの育てた食材を使ったプロの料理に驚き、新しい発見をするという楽しい体験をしました。自分たちが大切に育てたもの使ってくれたら嬉しいいんだなぁ。。。この言葉が印象的です。

 

今月末、銀座レカンでこれまでの素材を使って、食事会をします。もちろん、それぞれの生産者さんをお呼びして開催します。銀座のど真ん中で自分たちの羊や海の幸が食べることができるなんて、思いもよらないことだと思います。

 

わたしは、その食事会に合わせて、これまでのプロジェクトのレポートをまとめたパンフレットを作ります。きっと楽しい会になると思います。(代表 岡部泉)

 

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