いわて三陸食産業復興プロジェクト

投稿日:2011年11月29日 投稿者:sot

■トレーラーキッチンは手がかかる
釜石に着いたトレーラーキッチンを大槌まで運びます。日本一(かもしれない)の厨房機器を備えたトレーラーキッチンはとても重たそうです。何せ初めて扱う車なので、三陸鉄道の方々も慎重です。途中でガソリンを入れたりしながら、大槌へ。大槌はとても被害の大きなところでした。町長さんも津波で亡くなられ、しばらくリーダーを失っていたところです。
今は、新しい町長を迎え、復興に向けて歩み出しています。大槌は新巻鮭の発祥の地です。その鮭を使って、今回は新しいメニューを開発します。トレーラーキッチンは、ようやくおらが大槌復興食堂へと到着。まわりは、建物の基礎しか残っていない土地が拡がっています。大槌にはまだレストランが復興しません。この復興食堂には沢山の人が集まってきます。工事関係の方、町民の方、ほんの数件とこのおらが復興食堂しかないのです。私たちもお昼をいただきました。 お母さんたちが作ってくれています。メニューはまだ3種類。12月には新メニューになるそうです。 腹ごしらえをしたら、トレーラーキッチンのメンテナンスです。関西から来たこのトレーラーは、振動で機器の調整が必要なのです。これからこのトレーラーを一年間動かすので、私たちの覚えておかなくてはなりません。
そんなこんなで、あっという間に日が暮れ、今日の宿宮古へと戻ります。

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