被災農地にメガソーラー

投稿日:2014年4月4日 投稿者:sot

最近、よく見かけるようになった太陽光発電(ソーラーパネル)。
一般家庭や工場の屋上、空き地、自動販売機にも設置され、注目を集めています。

 

東北においても、土地を有効に使いメガソーラーの設置が進んでいるようです。
津波で農地が塩害の影響を受けただけでなく、
農業用の大型機材を流出した農家が少なくありません。
農業者の高齢化に伴い遊休農地も増加し続けています。

 

そこで、再生可能エネルギーの買い取り制度開始に伴い、
気仙沼市本吉町では大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の建設が3月末の完成に向けて進められています。
脱サラして事業を起こした方もいて、農地にとどまらずスーパーや商店などに呼び掛け、
屋根に太陽光パネルを設置する取り組みが広がりつつあります。

 

本吉町では、大震災で被災した農地を借り受け、太陽光パネル3600枚を設置、
出力1000kwで発電量は一般家庭300世帯分に相当する年間100万kwを計画し、
災害発生時には電力の供給も見込めるようです。

 

将来は、発電した電力を使い野菜の水耕栽培をしたり、収穫した野菜を電気自動車で運ぶなど
環境にも優しいまちづくり、そして土地の有効活用を目指す取り組みとして注目されそうです。

 

(事務局スタッフ)

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