岩手一関から炊き出しへ

投稿日:2011年6月13日 投稿者:sot

■第2フェーズへ

 

朝、5時半ごろ岩手県の一関のロレオールに着きました。昨夜の夜中出発して、約6時間ほどです。まだだれも来ていません。しらじらと明けた空と澄んだ空気をいっぱい吸い込んで、気持ちも新たになります。ロレオールから見る北上川がゆったりと蛇行している景色は、絵本のような田園の風景です。徐々に今回の炊き出しの仲間である若者たちが集まってきました。APバンクの方々です。はじめて会う方々ですが、こんな朝早くから炊き出しのために集まってくれ人達です。すぐ意気投合しました。若い彼らが力を出してくれるのは、本当に頼もしく嬉しいことです。次はフードコラムニストのわぐりさん。この間のシンポジウムでもお世話になりました。アル・ケッチァーノの奥田シェフ、いつもレポートを書いてくれる加藤さんも到着。そして、ロレオールの伊藤さん。役者が揃いました。今日は釜石の「働く女性の家」と近くの体育館での炊き出しです。

 

すこしづつ避難所から仮設住宅へ移られる方が増えて、避難所で過ごされる方の人数が減って来ています。避難所から移られても、仮設住宅なりのご苦労もあると思います。次の炊き出しの場所である近くの体育館には、働きにでかけられている方も多く、トマトカレーを晩ご飯用に置いて来ました。こうして、次のフェーズへと移行していることがわかります。私たちの活動も次の方法へと移る時が来ました。(実行委員 岡部泉)

 

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