山田のホタテ

投稿日:2013年2月16日 投稿者:sot

■東北の春がまた届く

 

岩手の山田町でイタリアンレストランを開店させた駒場君から山田湾のホタテが届きました。駒場君は、津波で奥様も開店仕立ての店も失いました。盛岡に次ぎ、ようやくふるさとに仮設のレストランではありますが、念願だった店を出すことができました。当初は本当に心が折れそうで大変だったと思います。私もどう声をかけて良いのかわかりませんでした。しかし、彼はソウルオブ東北の活動に自ら参加し、手伝ってくれました。

 

活動の中で多くのシェフと触れ合うことで、再び店を持つ勇気が湧いたと言います。今回のホタテは御世話になった方に送りますと言っていました。こちらこそ御世話になっているのにと、恐縮してしまいます。

 

殻付きの生きたホタテ。はて、どうしたものか、ネットを見ながらその手順に沿って殻をあけることにしました。慣れない事は大変です。ようやく口を開けたホタテはしっかりした大きな身を持ち、これからだぞと言っているようでした。がんばれ、駒場君、そして山田町。(理事長 岡部 泉)

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