奇跡のリンゴ

投稿日:2011年11月4日 投稿者:sot

■奇跡の贈り物

 

先月、稲刈りで、お伺いした自然栽培農法の阿部農園さんから、なんとなんと、「奇跡のリンゴ」が届きました。木村さんの「奇跡のリンゴ」です。箱の中に赤くしっかりとした紅玉のリンゴが並んでいます。その中の栞には、「最も厳しい過酷な環境で育てた樹の実です。外観などは、一般栽培品には劣りますが、ご安心の上皮つき丸かじりして下さい。」と書いてあります。皮ごと食べるリンゴなんて何年ぶりでしょうか。酸っぱくでも水分たっぷりの果肉としっかりした皮が、自然の力を感じます。

 

自然栽培農法の広がりは木村さんの布教活動から始まったと言っても過言ではないと思います。学生のころ、自然農法の祖とも言える福岡正信の本を読んだことがあり、その自然の摂理に従った農法に敬服したものでした。木村さんと福岡さんの接点はあったのかは知らないのですが、きっと志は同じであったと思います。自然農法をやれる方は皆、自然環境に危機感を持っている方だと思います。自然農法は、本当に自然であり理屈にあったものですが、今の農業の現状を考えるとなかなか受け入れられづらいもののようです。 福岡正信の自然農法は時代の30年先を走った農法だったかもしれません。しかし、こうして木村さんのような方があらわれて、自然栽培農法が広く知られるようになって嬉しく思います。

 

東北で行われる今年の木村さんの忘年会にも呼んでくださることになり、今から本当に楽しみです。会ってみたいと思っていた方に会えるなんて、東北の支援をしてきた甲斐がありました。(代表 岡部 泉)

 

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