ソウルオブ東北

ほやご飯

投稿日:2011年10月3日 投稿者:sot

■京王デパートで庭さんに会う

 

新宿の京王デパートで、古今東西の寿司のイベントに混じって、東北の食品を扱う物産展をしています。天然ほやご飯のはまなす亭も出店しています。なかなか種市の庭さんにお会いする機会がないので、良いチャンスです。

 

初めて庭さんにお会いしたのに、初めてではないようなこの感覚は不思議です。昔から知り合いだったかのように、岩手の震災の話やほやの話になりました。 お話をしつつも、我々はさっそく、庭さんのつくるほやご飯定食をほおばりました。ほやのフライは初めてでしたが、かなり美味でした。しっかり噛むほどに、ほやのきしむ様な食感が楽しめます。天然ほやはこちらでは珍しく、食べ慣れない方も多いと思います。でもその磯の香りがなんとも通好みです。

 

庭さんのお話の中で、辛いなと思った事は、お客様に「このほやいつの？」と聞かれ、「6月に採れた新鮮なものです。」と答えたら、「じゃぁ要らない、放射能で汚染されてるから」と言われたそうです。安全だからこうして持って来ているのに、、、 そんな話もしながら、庭さんにお願いされたことは、どうか皆さんに東北に来て下さい、そして、東北を見て欲しいと。東北の復興は観光でもなんでも人が来てくれることから始まるとおっしゃっていました。納得です。

 

庭さんとお話をするといつもこころが強くなったような気がします。またお会いしたと思います。

 

この物産展には、かきくんの佐々木さん、きのこの佐藤さんのところ、久慈ファームさん、浅沼醤油さんが出店されています。どの方もお世話になっています。そうして見ると私も岩手に少し仲間入りできているのかなと思いました。（代表　岡部 泉）

 

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  • 投稿日:2011年10月3日

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