基本情報

人口:39,090 人 ( 男18,731 人、女20,359 人) 世帯数:14,812 世帯(大船渡市 平成26 年2 月末日現在)
面積:323.30 km² ※震災以降参考値境界未定(総務省統計局ホームページより)

自然資源

位置、地形、地質

岩手県の南東部に位置し、三陸海岸南部の代表的な都市のひとつ。南を陸前高田市、西を住田町、北を釜石市に接し、東は太平洋に面している。 地形は起伏に富んだリアス式海岸で、海岸線の総延長は159km におよび、岩手県の海岸線全体の約23% を占める。北上山系から分岐する山稜が海岸線まで迫り、大部分が急峻な地形となっている。平野部は少なく、約80%を山林が占めている。

気候

大船渡市のある三陸海岸の南部は暖流の影響を受けて、海風により夏は涼しいが、真夏日を越える日が多く、冬でもほとんど積雪はない。

海、海岸

宮古市から陸前高田市に至る三陸海岸は、日本の代表的なリアス式海岸であり、陸中海岸国立公園(久慈市から気仙沼市)の一部となっている。北から吉浜湾、越喜来湾、綾里湾、大船渡湾が連続している。
碁石海岸は、大船渡湾の南に突き出た末崎半島の南東端一帯の海岸である。中生代白亜紀の砂岩・頁岩からなる末崎半島が海食作用を受けて、約12 ㎞におよぶ屈曲の多い海岸が形成された。比較的もろい頁岩の層が海食によって摂理の多い複雑な地形を生み、約30 ㎞の断崖、岩礁、洞門、洞穴、潮吹、水道などが続く海食景観が見られる。碁石崎灯台近くの碁石浜では、碁石状の黒い石が混じり、海食によって崩壊した頁岩の小石が、扁平な碁石状の円石となって浜を形成している。
自然資源

河川、湖沼

市内には13 の河川が流れており、五葉山から大船渡湾に注ぐ盛川が最大の河川( 延長約11km)。

山林、山

北上山地南端に五葉山(1,341m)がある。ヒノキ・ツガ・ツキなどの林産資源を持つ山であったため「御用山」と呼ばれ、これから五葉松になぞらえて五葉山と呼ばれるようになった。北上山地で最も海に近く展望にすぐれる。

植生

三陸海岸南部は温暖なことから、ツバキやタブなど暖地性の植物の自生地が見られる。大船渡は太平洋沿岸のヤブツバキの北限として知られ、市内のいたる所にヤブツバキの自生が見られ「椿の里」と呼ばれており、椿は市の花にもなっている。
碁石海岸一帯はツバキや柿の木が密生し、崖に面する段丘上にはアカマツ・クロマツを主とした林があり、林の下にはハイビャクシン・エゾスカシユリ・ハマギクなどが咲く。
五葉山は暖流の影響を受け、植物も豊富で、ゴヨウマツ・ヒノキ・アスナロなどの天然林があり、シロバナシャクナゲなど灌木性高山植物群落も見られる。