おむすび54 原田良一シェフ

投稿日:2014年12月19日 投稿者:sot

 

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ソウル オブ 東北

チーム おむすび 第54回料理教室開催   2014.7.10

第54回は気仙沼市大島でレストランあさひや原田シェフと大人のための「お子様ランチ」作りをしました。

当初の予定よりも人数がたくさん集まり、大盛況に終わりました。

 

■開催概要

 

1.開催日時:7月10日(木)11:00~14:00

 

2.開催場所:大島国民休暇村仮設住宅(宮城県気仙沼市大島)

 

3.メニュー:大人のためのお子様ランチ

 

4.講師:レストランあさひや 原田良一シェフ

 

5.主催:ソウルオブ東北

 

6.協賛:キッコーマン株式会社

 

 

今回お邪魔した仮設住宅は初めての開催地である宮城県気仙沼市大島、国民休暇村仮設住宅です。

大島は震災時に島であるがために物資がなかなか回ってこなかったり、救援も遅かったり苦労が多かったところです。

当日は台風が近づいていたので、雨の中の開催となりました。

 

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講師を務めてくださった原田シェフは、大島の話を聞いてからずっと訪れたいと思っていたそうで、今回の料理教室の講師を快く引き受けてくださいました。

お子様ランチというメニューも原田シェフの強いこだわりがありました。

初めて食べた洋食がお子様ランチだった人は多いのではないだろうかと、昔を懐かしむことができるよう、もう一度お子様ランチを食べようということでした。

しかし、大人が楽しめるお子様ランチなので、コーンスープを冷製にしたり、プリンのカラメルソースを苦めにしたり工夫も光りました。

 

料理教室では最初にハンバーグから取り掛かりました。

飴色になるまで炒めた玉ねぎ、合挽き肉、牛乳で湿らせたパン粉、卵、ナツメグをよく混ぜ合わせます。

タネは丸い形に整え、両手でキャッチボールするように空気を抜きます。

こうすることでタネが縮みすぎるのを防ぐことができます。

フライパンで両面に焼き色を付けたタネは今回はオーブンを使って一気に焼き上げました。

 

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次はエビフライを作ります。

殻を剥くときはエビのしっぽの部分をしごいて水分を出し油で揚げた時にはねないようにします。

大人が好きな頭は残しておきました。

 

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エビフライにかけるのはタルタルソースです。

ゆで卵、マヨネーズ、玉ねぎ、ピクルスを使いまろやかでおいしいソースが出来上がりました。

 

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他のグループでは冷製コーンスープを作り始めました。

とうもろこしの時期にはまだ早く大きいとうもろこしが出来ていないため、缶詰のコーンを使いました。

牛乳と一緒にミキサーにかけ、冷蔵庫で冷やせば完成です。今回は冷蔵庫がないので氷水を張ったボウルの中で混ぜることで冷やしました。よりクリーミーにするには生クリームを使うのが良いそうです。

 

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最後にチキンライスを作ります。

フライパンの上でしいたけ、鶏もも肉を焼き、ご飯を入れて炒めます。

味付けにケチャップを入れるのですが、たくさん使ったためケチャップが切れてしまう緊急事態が起こりましたが、参加者の方が家からケチャップを持ってきてくださり、事なきを得ました。

 

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他にもポテトサラダ、フライドポテト、プリンと盛りだくさんのメニューとなりました。

これを一つのランチプレートに盛り付ける作業がまたひと苦労でした。

想像以上の人数が集まったので、沢山作ることになり、皿に料理を盛り付ける人、料理を盛り付けた皿を移動させる人と、今回集まった参加者総動員で料理を取り分けました。

 

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一皿のボリュームは多かったのですが、ほとんどの方が完食し、久しぶりのお子様ランチを喜んでいました。

室内は人がたくさん集まり、料理教室が終わった後も残った方で片付けをし、談笑を楽しんだようでした。

原田シェフもやっと大島に来れたことに「肩の荷が下りた」と安堵されているようでした。

 

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