おむすび38 狩野美紀雄シェフ

投稿日:2013年11月17日 投稿者:sot

 

ソウル オブ 東北

チーム おむすび 第38回料理教室開催   2013.11.17

第38回のチームおむすびは、岩手県気仙郡住田町・本町団地に、ホテルメトロポリタン盛岡の狩野シェフと共に伺いました。6月の開催に引き続き2回目となりました。

 

 

■開催概要

 

1.開催名称   チームおむすび料理教室〈第38回〉

 

2.開催日時   2013年11月17日(日曜日)11時〜

 

3.開催場所   住田本町団地(岩手県気仙郡住田町)

 

4.主催     ソウル オブ 東北

 

5.協賛     キッコーマン株式会社

 

6.実施内容   料理教室、食事会

 

7.参加講師  ホテルメトロポリタン盛岡 狩野美紀雄シェフ

 

 

第38回のチームおむすびは、岩手県気仙郡住田町・本町団地に、ホテルメトロポリタン盛岡の狩野シェフと共に伺いました。本町団地には、13世帯34名の方が生活しており、今回は男性7名女性4名、合計11名の方々にご参加いただきました。

まずは【住田の若鶏の団子入りポトフ】作りからです。先生のお手本どおり野菜を食べやすい大きさに切っていきます。鍋に油を敷き、ベーコン・玉ねぎ・ニンジン・セロリを入れ軽くソテーし、水を入れ沸いたらローリエ・コンソメキューブを加え煮込みます。

その間に地元特産のひとつ住田の若鶏を使った団子を用意します。住田町は人口の何十倍もの鶏がいる「鶏の町」であり、特に鶏のハラミ肉(ももの付け根付近にある最も鍛えられている筋肉の部位)で有名です。先ほどの鍋に若鶏団子、ソーセージ・カブ・キャベツを加えさらに煮込みます。野菜が柔らかくなったら塩・コショウで味を調え完成。「いい匂いだ、すぐ食べたいなあ」などと声があがります。

 

 

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次は【秋刀魚のパン粉付け焼き肝ソース】で、秋刀魚を三枚におろすところからスタートです。魚の扱いに慣れた男性たちが多く、骨抜きしなくていいように先生からのご指導もあり、あまり時間もかからずに魚の下処理ができました。秋刀魚の皮目に小麦粉と卵白をつけ、パセリのみじん切りを加えたパン粉をまぶします。フライパンにサラダオイルを多めに入れ、パン粉がカリッとなるように焼きます。

そして、秋刀魚をおろした時に取っておいた肝でソースを作ります。「え、肝でソース!?」と、初めてつくる皆さんは少し不安な表情です。玉ねぎのみじん切りを軽くソテーし、肝と日本酒を加え煮詰め、味ポン・マヨネーズ・卵黄で味を整え、ザルで濾して出来上がりです。

 

 

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前週は雪が降ったりと寒さが増すこの季節ですが、この日はとても暖かく「外で食べようや!」と急遽、外で食事する準備をしました。食事会には、部活から帰ってきた子供達とお父さん達も途中から加わり、いろんな話で盛り上がりながら食事は進みました。どれもおいしく皆さんおかわりするくらいでしたが、中でも最初の不安が大きかった秋刀魚の肝ソースの味に、皆さんから感動の声が上がりました。パンにソースをつけ、お皿が真っ白になるまで食べていました。

この料理教室のお礼にと、住民の方が軒下に吊るしていた「いかの天日干し」をふるまって下さいました。とても和やかで暖かい雰囲気の食事会となりました。

 

 

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