おむすび34  福留奈美先生

投稿日:2013年9月26日 投稿者:sot

ソウル オブ 東北

チーム おむすび 第34回料理教室開催   2013.9.26

チーム おむすびの第34回料理教室を開催いたしました。

今回のチームおむすびは、フードコーディネーターの福留奈美さんをお迎えして伺ったのは90%を森林で占め、森林・林業日本一のまちづくりを行っている岩手県気仙郡住田町の下有住地区公民館に伺いました。

 

■開催概要

 

1.開催名称   チームおむすび料理教室〈第34回〉

 

2.開催日時   2013年9月26日(木曜日)11時〜

 

3.開催場所   下有栖地区公民館(気仙郡住田町)

 

4.主催     ソウル オブ 東北

 

5.協賛     キッコーマン株式会社

 

6.実施内容   デモンストレーション、料理教室、食事会

 

7.参加シェフ  東京 福留奈美先生

 

 

今回のチームおむすびはフードコーディネーターの福留奈美先生と共に岩手県気仙郡住田町の下有住地区公民館に伺いました。到着すると既に参加者の皆さんがエプロンを付けて準備万端で迎えてくださいました。

料理教室では岩手県で取れる食材と高知の郷土料理のコラボで「柚子風味のお寿司いろいろ」に挑戦しました。福留先生のご出身でもあり、柚子の産地として知られる高知では、柚子の絞り汁で酸味をつけた寿司めしを郷土のお寿司に使うそうです。今回は野菜をのせた田舎寿司、サンマの姿寿司、白板昆布、フリルレタスで巻く巻き寿司を教えて頂きました。

 

 

 

まず取り掛かったのは、さんまの姿寿司です。福留先生のご出身の高知県の名物、鯖の姿寿司のアレンジで秋刀魚の姿寿司を教えてくださいました。普段とは違った下ろし方に最初は戸惑っておられましたが、一本終わってしまうと慣れてきた様子で皆さんスムーズな手際でそれぞれマスターしていらっしゃいました。背開きにしたサンマは塩を振りおき、中骨を取り、酢〆しおきます。

 

 

ご飯が炊けたら、寿司めし作りです。寿司酢の替わりに福留先生にお持ち頂いた柚子汁に砂糖をを加えて寿司めしの出来上がりです。ほんのり甘くてさわやかな柚子の香りに参加者の皆さんからは「おいしい!」と声が上がります。

 

 

 

こんにゃく詰め寿司ではこんにゃくを袋状にしたものを煮付けて酢めしを中に詰めます。さんまの姿寿司では、巻すの替わりにサランラップでしっかりと巻き完成です。

白板昆布の巻き寿司は寿司めしを湯がいた高知産の白板昆布巻いたシンプルなものです。高知では、鰹節の削る技術で板状の昆布を均一に削る技術があるそうです。

他にも、みょうが、レッドオニオン、大根スライスを甘酢につけ それをひっつける野菜のひっつけ寿司。

岩手産フリルレタス湯がいて巻きつけたお寿司を作りました。高知では、青菜の巻寿司といって漬物を使用するそうです。住田地区ではフキの塩漬けがほどんどのご家庭の冷蔵庫に常備されているそうです。今回はそれをお持ち頂き、煮付けます。湯がいた岩手産フリルレタス寿司めしの上に広げて、太巻きのように巻いて行きます。高知では、青菜の巻寿司といって漬物を使用するそうです。

白板昆布とレタス巻き、こんにゃくチームにわかれてそれぞれ巻きました。

 

 

 

 

婦人会の方がいものこ汁を作ってくださり、福留先生には、高知の有機生姜のすり下ろしとすりごまを入れるアレンジを教えていただきました。

「毎日の使う食材が同じものになってしまいがちですが、バランス良く食べる事が健康には大切なので、いろいろ取り入れていけると良いですね。」と頂きました。岩手と高知の旬の食材を使用した、華やかだけどシンプルで美味しいお寿司の完成しました。

 

 

 

食事会では、参加者の皆さんから「汁物に生姜をいれると体かぽかぽかしてきますね。」「さんまの姿寿司は全然生臭くなく、とてもおいしいです。」「見た目もとても華やかでかわいいですね」とうれしいおご感想を頂きました。地域食文化交流の華やかな食事会となりました。「先生、とっても美味しかったです、また来てくださいね!」というお声の中、終了しました。最後は参加者の方に手を振られ見送っていただき、会場を後にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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