おむすび62 坂東誠シェフ

投稿日:2014年12月19日 投稿者:sot

 

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ソウル オブ 東北

チーム おむすび 第62回料理教室開催   2014.11.16

第62回のチームおむすびは、プラチナフィッシュの坂東誠シェフと共に住田町火石団地に向かい料理教室を行いました。

 

■開催概要

 

1.開催日時:11月16日(日)11:00~14:00

 

2.開催場所:住田町火石団地仮設住宅

 

3.メニュー:ありすポークのミラノ風カツレツ・赤かぶとキャベツの塩サラダ添え、住田魚介と新米の味噌トマトリゾット

 

4.講師:プラチナフィッシュ 坂東誠シェフ

 

5.主催:ソウルオブ東北

 

6.協賛:キッコーマン株式会社

 

火石団地仮設住宅は、住田町にある3つの仮設住宅の中でも1番小規模の仮設住宅で、現在9世帯の方が住んでいます。

更に今回は、9月に引っ越した方も今回のために戻ってきて一緒に料理教室に参加して下さいました。

 

講師として東京からプラチナフィッシュの坂東誠シェフが来て下さいました。

メニューは「ありすポークのミラノ風カツレツ・赤かぶとキャベツの塩サラダ添え」「住田魚介と新米の味噌トマトリゾット」の2品です。

今回も坂東シェフが惚れ込んだ住田の味、「ありすポーク」を使用します。

 

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最初にカツレツの付け合せの赤かぶとキャベツの塩サラダ添えを作ります。

野菜は住田の若手農家、佐藤道太さんから仕入れた新鮮野菜を使います。

佐藤さんのところでは人参のような細い赤かぶを作っており、今回はその赤かぶを使わせて頂きました。

赤かぶを薄くスライスして細かめのザク切りにしたキャベツと塩こんぶをオリーブオイルで和えると完成です。

時間を少し置くと野菜がちょうど良くしなっとします。

 

 

カツレツはロース肉をたたいてパルメザンチーズとパン粉を混ぜ合わせたものを付けて揚げます。

フライパンの内側と外側で温度が違うので、場所を交換しながら揚げるとムラなく出来るそうです。

トマトソースなどを付けても美味しいですが、衣に味が付いているので今回はそのまま頂きました。

 

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リゾットは、先に魚介に火を入れます。

鍋に魚介と白ワインを入れて蒸し焼きにしてからボウルに移します。煮汁はあとで使うのでとっておきます。

今回は鮭、鱈、どんこ、牡蠣、あさり、エビ、イカを使いました。

 

 

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玉ねぎ、ニンニクをオリーブオイルで炒め、生米を加えて更に炒めます。

そこにコンソメスープを加えて煮詰め、汁気がなくなったら継ぎ足し、約15分煮詰めると少し芯が残るくらいになるので、そこに先ほどの魚介とトマトを混ぜ合わせます。

そこに粉チーズと味噌を加えて味付けし、完成です。

 

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食事は、使っていない空き室で食べました。

料理の美味しさは黙り込んで食べてしまうほどでした。

デザートには、参加者の方からいただいた柿を食べました。

食後、話題になったのは仮設住宅から出たTさんが住んでいる公営住宅のことです。

家賃のことや家の環境など、みなさん気になっているようでした。

Tさんが引っ越した公営住宅の1階は店舗が入れるようになっているのですが、ちょっと家賃が高いのがネックでまだ空室だそうです。

 

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住田町は、それぞれのペースで、復興が進んでいるように感じました。

ソウルオブ東北も復興の支えとなるようにこれからも頑張りたいと思います。

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