おむすび56 澤田拓二先生

投稿日:2014年12月19日 投稿者:sot

 

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ソウル オブ 東北

チーム おむすび 第56回料理教室開催   2014.8.28

第56回のチームおむすびは、陸前高田市西風道和野会館へ、東京で居酒屋「豆たく」を営む澤田拓二先生と共に伺いました。

 

■開催概要

 

1.開催日時:8月28日(木)11:00~14:00

 

2.開催場所:陸前高田市西風道 和野会館

 

3.メニュー:オクラととうもろこしのバラ小天丼、帆立とクレソンのキムチ、生ピーマンと塩つくね、にんにくの味噌汁

 

4.講師:郷土料理レストランはずみ 総料理長小野塚武男先生

 

5.主催:ソウルオブ東北

 

6.協賛:キッコーマン株式会社

 

今回講師を務めてくださった澤田先生は震災後から東北各地で炊き出しをして下さってきました。

震災から時間が経ち、支援の仕方を模索する中、ソウルオブ東北のチームおむすびを紹介されたことで今回の料理教室が実現しました。

 

会場の和野会館は陸前高田市の方々が住んでいます。

沿岸に近い場所ですが、和野会館は山の中腹に建っている為、安全ということで仮設住宅が建てられました。

大規模な仮設住宅ではないため、今回は小規模な仮設住宅3つの合同の開催です。

 

料理教室はまず、食材を切ることから始めます。

帆立は肝とひもの部分を取り除き、4等分にします。

こちらで獲れる帆立はとても大きいので、澤田先生もびっくりしていました。

 

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まずは生ピーマンと塩つくねから取り掛かります。

つくねは楕円形に形を整えることで、後でピーマンに挟みやすくします。

とは言ってもグループによって形に違いが出ていました。

ピーマンの肉詰めを思い出すようなレシピですが、今回はピーマンに火を通さずに使います。

ピーマンは生で食べると苦みも少なくなるそうです。

 

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オクラととうもろこしのバラ小天丼は材料のオクラととうもろこしをそれぞれのグループで切った後、集めて一つの鍋で揚げました。

代表の方2人で揚げていたのですが、作業が終わった人も集まって賑やかになっていきました。

オクラととうもろこしはバラバラに揚げて、ご飯に散らし、上から塩昆布をかけます。

簡単ですが、とても美味しいと評判でした。

 

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帆立とクレソンのキムチはクレソンの代わりに水菜で代用し、作りました。

コチュジャン、ケチャップ、醤油、ごま油を大さじ3、そこににんにく、ゴマ、韓国一味を加え、オリジナルのキムチたれを作ります。

これに合わせればどんなものでもキムチにできる万能調味料です。韓国一味がない場合は普通の一味でも作れます。

その際は辛味が強く出てしまうので、味を見ながら入れます。

 

 

 

参加者の方に人気があったのが、にんにくの味噌汁でした。

にんにくは出汁がまだ冷たい状態の時に入れ、少しずつ火を通します。

ごろっと一かけら丸ごと入ったにんにくで、皆さん元気が出たようでした。

 

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食事が出来上がると、それぞれのグループごとに試食会が始まります。

簡単だけど、ちょっと手が込んで見える料理は、味もばっちりでした。

 

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料理教室終了後はのんびりと会話を楽しみ、参加者の方は帰っていかれました。

今会場では3回目の開催で、気心が知れていて楽しく参加できたという言葉ももらうことができ、スタッフとしても嬉しい気持ちで料理教室を終えることができました。

 

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