食育教室 大船渡市立綾里中学校

投稿日:2015年9月14日 投稿者:sot

 

綾里中学校 原田シェフ 表

 

 

ソウル オブ 東北

大船渡市立綾里小学校食育教室   2015.9.9

 

大船渡市立綾里中学校へ、一関市千厩「レストランあさひや」の原田シェフとお伺いしました!

 

 

■開催概要

 

1.開催日時:9月9日(水) 3~4時間目

2.開催場所:大船渡市立綾里中学校

3.対象:綾里中学校 2年生

3.メニュー:『恋し浜帆立をつかって綾里中オリジナル「帆立don a la 綾里中」をつくろう!』

4.講師:レストランあさひや 原田良一シェフ

5.主催:ソウルオブ東北

6.協賛:株式会社シュゼット様

7.後援:岩手県教育委員会

 

 

今回依頼があったのは大船渡市立綾里中学校です。

前回、綾里小学校で食育教室を開催したのですが、今回の依頼はそのこととは関係なかったようです。

地域自体が食への感心が深いことが分かります。

 

 

 

今回は地元、恋し浜産の帆立を使った帆立丼を作ります。

帆立丼の他には、ヴィシソワーズ、とうもろこしのパンケーキを作りました。

 

 

りょ-1

 

 

 

 

 

帆立丼は3枚に切った帆立をフライにし、キャベツやパプリカで作ったサラダの上にのせて、野菜と一緒にご飯が食べられる一品にしました。

当日の朝に生産者の佐々木さんが持ってきてくれた帆立を、全員で殻むきするところから授業をはじめました。

帆立はまだ生きているので外から刺激を受けると殻が閉じます。

殻むきをしたことがある生徒は一人もいなかったので、初めての体験に最初はおっかなびっくりでした。

1人一個ずつでしたが、友達が剥いている様子を見ながら早く剥くにはどうするかを考えていたようで、だんだんと上手く剥けるようになっていました。

更に、ごはんは白米ではなく、トマトジュースで炊いたピンク色がきれいなごはんを使います。

 

 

りょ-2

 

 

 

ヴィシソワーズは、じゃが芋の風味を大切にした冷製スープです。

クリーミーなだけではなく、素材の味がするのが美味しさなのだということを原田シェフは教えてくれました。

 

 

 

りょ-3

 

 

 

とうもろこしのパンケーキには、陸前高田の米崎リンゴも角切りにして入れました。

余ったリンゴを味見した生徒は甘い!と喜んでしました。

米崎リンゴは味が濃くて甘いのが特徴です。

とうもろこしの甘さとリンゴの甘さがあり、生地自体は薄味でしたが、甘いパンケーキができあがりました。

 

 

 

りょ-4

 

 

 

3品全部出来上がると、お楽しみの食事の時間です。

生徒から「自分で作ったとは思えないくらい、豪華な料理になった」という感想をもらいました。

今回の帆立丼は、美味しい綾里の帆立を使って名物ができればと原田シェフが悩みぬいて考案したメニューです。

子供達はおいしそうに黙々と食べていました。

 

 

りょ-5

 

 

 

地元の食材を使っておいしい料理が作れたこと、帆立の殻むきをやってみたこと、子供達が今回学んだことは多かったようです。

最初はどう動けばいいのか分からなかった子供達でしたが、だんだんと役割分担がうまくなっていき、全員が参加することができました。

 

今回は特別支援学校から1人生徒が来て、一緒に参加しました。

子供達がその生徒を自然にフォローしている姿を見て、こちらも学ぶことが多かった食育教室となりました。

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