田老町漁業協同組合

投稿日:2012年2月9日 投稿者:sot

■田老町漁業協同組合

 

2012年12月に行われたシンポジウム+南三陸にて出店された企業です。
ワインに合う三陸の味としてSOTからの新しいご提案です。

 

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【組合概要】

宮古市田老は三陸大漁場を擁した恵まれた環境にあり、天然のアワビ、ウニ、サケ等のほか、ワカメ、コンブの養殖も盛んに行われている。さらに、漁場環境保全のため合成洗剤追放運動の推進、広葉樹の植樹活動などに取り組む。食品安全管理体制の徹底のため、トレーサビリティ(生産加工履歴の検索)システムを導入。養殖ワカメ「真崎わかめ」の生産加工履歴情報を公開している。

 

【震災による被害と復旧状況】

津波の影響で、震災前に693隻あった漁船は50隻弱となった。7ヵ所の漁港の堤防や岸壁も破壊され、ワカメ、コンブの養殖施設、魚市場、加工場のほか多くの漁業生産施設を失う。組合員は震災前と比べると2割減少し、それに伴い養殖業者も3割ほど減少した。震災後、組合員が沿岸のガレキや海上で絡まった養殖施設の撤去作業を行いながら、平成23年7月に田老産の天然ワカメから採苗し、数々の難題をクリアして12月上旬までに養殖施設を復旧。定置網漁も回復している。
平成24年3月、震災後初となる養殖ワカメを水揚げ。養殖業者の減少等により水揚量は震災前と比べると7割程度となったが、品質は以前と変わらない。
水産加工は、現在は仮設作業所で行っているが、新しい加工場を平成25年4月に着工予定。ただし、震災前は約40名だった従業員が現在は27名となり、求人募集をしても人が集まりにくい状況が続いている。

 

【看板商品】
「真崎わかめ」田老産の天然ワカメから種を取り出し、波の荒い外洋で育てた養殖ワカメ。東北・関東地区で評価が高く、ブランド品として知られる。肉厚で、歯ごたえ、風味ともに抜群。

 

tarocho_2田老町漁業協同組合

岩手県宮古市田老字荒谷2

T/0193-87-2171

設立:昭和24年

 

 
工場長 鳥居高博氏

 

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