おむすび74 狩野シェフ

投稿日:2015年9月3日 投稿者:sot

第74回 狩野 美紀雄 シェフ 表

 

 

ソウル オブ 東北

レストランおむすび開催(第74回チームおむすび)    2015.8.29

 

前回からの新しい試み、レストランおむすびを住田町で開催しました!

 

■開催概要

 

1.開催日時:8月29日(土)

 

2.開催場所:住田町保健福祉センター

 

3.メニュー:魚のエスカベーシュ、鶏ハラミのクラムチャウダースープ、豚肉のソテーカフェドパリ風サラダ添え、フォカッチャ、フルーツコンポート

 

4.講師:ホテルメトロポリタン盛岡 狩野美紀雄シェフ

 

5.主催:ソウルオブ東北

 

6.協賛:キッコーマン株式会社、ホテルメトロポリタン盛岡

 

 

住田町では、本町団地、火石団地の2ヶ所で今までで計10回おむすび料理教室を開催してきました。

回数を重ねるごとに気になったのが、仮設住宅に残る人が少なくなってきていることでした。

そこで、住田町でレストランおむすびを開くことで、仮設住宅に住んでいる人を孤立させないよう、地域づくりを応援したいと思いました。

今回の講師の狩野シェフは今まで本町団地のおむすび料理教室の講師を務めてくださっています。

本町団地からは、わざわざ仕事を休んで今回のレストランおむすびに参加して下さった方もいました。

 

 

住田町の方と今回の企画を打ち合わせたとき、食材から仮設住宅で作るのはどうだろうかと提案して頂きました。

以前、料理用のトマトを仮設住宅のプランターで作っていたこともあるそうです。

住田に住んでいる農家の方と相談して、5種の野菜を育てることになりました。

収獲までの間、天候不順や虫害など、苦労がありながらも収獲できるところまで仮設住宅の方が育ててくれました。

前日の28日には収獲セレモニーと題して、みんなで育てた野菜を収穫しました。

 

 

 

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当日は仮設住宅の住民、地域住民が半分半分くらいの参加率となりました。

狩野シェフが、みんなで作った野菜をメインディッシュに添えるサラダとしてメニューを考案して下さいました。

実は、みんなで育てた野菜以外にも参加者の方が当日自分の畑で作っているナスやピーマンなどの野菜を持ってきてくださり、嬉しい悲鳴もありました。

 

参加者はランダムにグループ分けされ、4人1チームで5種の料理を作っていきました。

シェフの指示を聞きながら、料理を進めます。

フォカッチャは今までの料理教室でも作ってきたので、本町団地の方の腕の見せ所となりました。

いつもより品数が多かったですが、おむすび料理教室をいつも参加して下さっているみなさんは手慣れた様子で作っていました。

グループ内で、作る人と洗いものをする人に分かれるなど、仕事を自然に分担して行っており、会終了後の洗い物が驚くほど少なかったです。

 

 

 

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食事は隣の部屋に移動しました。

自分達で作った食材が美味しい料理になり、みなさん大満足した様子でした。

豚肉はありすポーク、鶏ハラミは住田フーズを使用しました。

どちらも住田のブランド肉です。

 

 

 

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会が進むにつれチームワークが良くなり、食事も調理と同じグループで食べました。

おいしい料理をおいしく食べるためには人と食べることが大事だと再確認したという感想もいただくことができました。

仮設住宅の方は、次回また野菜を作りたいと意気込んでおり、リベンジを誓ったところでレストランおむすびは終了しました。

 

 

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