おむすび83 高橋剛一先生
投稿日:2016年7月14日 投稿者:sot
ソウル オブ 東北
チームおむすび 第83回料理教室開催 2016.7.10
釜石市の小川地区サポートセンターで、桜木町・小佐野の2仮設住宅合同の料理教室を行いました。
■開催概要
1.開催日時:7月10日(日)
2.開催場所:小川地区サポートセンター
3.メニュー:三陸魚介のちらし寿司 ほか
4.講師:三陸浜料理 鮨 一の〇 高橋剛一先生
5.主催:ソウルオブ東北
6.協賛:キッコーマン株式会社
今回のおむすび料理教室は、集まった方にさらに楽しんでいただこうと釜石市内で大活躍されている釜石民謡クラブとのコラボレーションを企画しました。
民謡ショーに合わせて和食を作ることになり、講師を釜石市出身の高橋剛一先生にお願いすることになりました。
高橋先生が今日のために「三陸魚介のちらし寿司」「ホヤのお吸い物」「茶碗蒸し」を考案してくださいました。
和食の基本が学べるメニューを考えてくださいました。
ちらし寿司は参加者の方と一緒に錦糸玉子を作り、他の具材と一緒に酢飯の上に盛りつけます。
錦糸玉子はきれいに薄くのばして焼くために、水溶き片栗粉を混ぜるのがコツです。
穴子はふっくらと蒸したものを先生が持ってきてくださいました。
さらに、穴子の上にかかっている「つめ」は一の〇に伝わる30年物です。
ホヤのお吸い物にはレタスを使います。
レタスをちぎってお椀に敷き、上にホヤをのせます。
お吸い物にレタスを使うというアイディアに、集まった方々は驚いていました。
三陸で食べるホヤは、東京で食べる物より臭みがなく、おいしく食べられます。
茶碗蒸しには三陸産わかめを入れました。
三陸産のものは分厚く、歯ごたえが良いのが特徴です。
茶碗蒸しは蒸し時間が重要で、陶器の器だと10分強がおすすめなんだそう。
時間通りつくればぷるぷるに仕上がります。
ちらし寿司を久しぶりに食べた方、ホヤのお吸い物を初めて味わう方など、楽しみながら食事をすることができました。
本番前の民謡クラブのみなさんも完食していました。
みんなで食べると会話も弾みます。
食事のあとは、民謡クラブによる民謡ショーです。
釜石音頭や釜石市歌など、地元の人が盛り上がる曲や季節に合わせて七夕の歌など、こちらも体操なども取り入れて、盛り上げてくださいました。
歌声がとてもパワフルで、こちらも元気づけられます。
実はチームおむすびスタッフも一緒に舟を漕ぐ振りが特徴的な釜石音頭を踊ってみました。
もう少し練習してまた再挑戦したいと思います。
桜木町仮設は2/3の解体が進み、残りは当初の1/3の60戸となりました。
解体されてできた土地には新しい家が建てられ始めています。
かつては製鉄所の町として栄えた釜石市は三陸復興の要でもあります。
次回のおむすび料理教室も釜石市で開催します。
お近くにお住いの方はぜひご参加ください。