おむすび79 小野塚武男先生
投稿日:2016年1月22日 投稿者:sot
ソウル オブ 東北
チームおむすび 第79回料理教室開催 2015.1.18
2016年最初のおむすび料理教室は気仙沼市総合体育館駐車場仮設住宅へ向かいました。
■開催概要
1.開催日時:1月18日(月)
2.開催場所:気仙沼市総合体育館駐車場仮設住宅
3.メニュー:「海老チリソース」「豚肉・イカと野菜の春巻」
4.講師:小野塚武男先生(お食事処「萬来」)
5.主催:ソウルオブ東北
6.協賛:キッコーマン株式会社
こちらの会場でのおむすび料理教室は10か月ぶりの開催でした。
しかし、この日に限って雪に見舞われてしまいました。
それでも雪の中みなさん集まってきて下さり、いつもは見かけない男性陣の姿もありました。
講師は一関市のお食事処「萬来」の小野塚先生です。
小野塚先生は以前花と泉の公園のレストランの料理長も務めていた方でもあります。
春巻の具材を切る人、エビチリのエビの下ごしらえをする人に分かれて調理をはじめました。
料理上手の女性陣が手際よく具材を切り、男性陣がエビの下ごしらえをします。
海老は背を切ったあと片栗粉をまぶして卵白と混ぜ、それを水洗いするのがプリッとした食感をつくるコツです。
春巻は豚肉を入れたもの、イカを入れたものの2種類を作りました。
包む大きさは人それぞれで、ものによっては1.5倍くらい大きい春巻も・・・。
こちらの仮設住宅は特に台所が狭いので、揚げ物をしなくなった方が多いです。
今回の春巻きは、久しぶりの揚げ物ということで、とても喜ばれました。
エビチリのエビは下処理のあと油で素揚げしました。
家で作る場合は湯通しでも良いそうです。
にんにく、根生姜、ネギをフライパンで炒め、あらかじめ混ぜた調味料を加えます。
そこにエビを加えるとあっという間に出来上がりました!
残った春巻きの餡はご飯の上にかけ、中華丼風にアレンジしました。
先生が作ったスープも入っている具材は余った野菜でしたが、美味しくできあがりました。
少し時間が押してしまったので、出来上がるころにはみなさん空腹状態で、ごはんを大盛りに頼んだ方もいました。
春巻は一本一本が大きく、食べごたえ十分です。
春巻を食べながら、これはきっと後でも思い出して笑えるねと楽しそうに食べていました。
気仙沼市はだんだんと公営住宅が完成しはじめ、引っ越す方が増えてきました。
しかし、予定よりも工事が進んでいないのが現状で、抽選までして住む土地が決まっているのにまだ着工されていないと、新しい家への入居がいつになるか心配という声もありました。
特に高齢者の方は、早いうちに引っ越しをしたいと考えているそうです。
住居の面では復興はなかなか進んでいません。
チームおむすびも出来ることをしていきたいと思います。