食育教室 大船渡市立綾里小学校

投稿日:2015年6月23日 投稿者:sot

 

ソウル オブ 東北

大船渡市立綾里小学校食育教室   2015.6.19

 

今回の食育教室は大船渡市立綾里小学校へ、一関市千厩のレストランあさひやの原田良一シェフとお伺いしました。

 

 

■開催概要

 

1.開催日時:6月19日(金)10:30~13:00

2.開催場所:大船渡市立綾里小学校

3.対象:綾里小学校 2年生と親

3.メニュー:『岩手の名工原田シェフとふるさと綾里の食材で親子食育クッキング』

4.講師:レストランあさひや 原田良一シェフ

5.主催:ソウルオブ東北

6.協賛:株式会社シュゼット様

7.後援:岩手県教育委員会

 

 

綾里小学校は大船渡の市街地から車で更に30分のところにあります。

「恋し浜」と名付けられた小石浜漁港では立派な帆立がとれます。

また、綾里はわかめ漁も盛んに行われています。

 

食育教室の依頼があったのは2年生からで、PTAの親子レクリエーションとして開催したいということでした。

2年生は1クラスしかなく、全員で15名。

男の子が多い、元気いっぱいの学級です。

 

 

原田シェフが考えてくださったメニューは綾里の食材を使用したランチです。

帆立、ムール貝、わかめは綾里小学校に通う生徒の親御さんが提供して下さいました。

普段見慣れた食材をどう料理するのか、いらっしゃった親御さんは楽しみにしていたようでした。

 

 

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4種あるメニューは、全員で同じように作っていくのではなく、工程ごとに班に分かれて作っていきます。

「ちょっとにがてなにんじんのスープ」「帆立のコキールグラタン」「ブランマンジェスイカソース」「ワカメごはんのミニオムライス」を作りました。

にんじんのスープでは人参は皮ごと使いました。

野菜は捨てるところのない食材です。

原田シェフはお店から余っていた皮を持ってきてさらに加えていました。

ミキサーで混ぜてから濾すと、にんじん本来の味が楽しめる色のきれいなスープができあがりました。

 

 

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帆立のコキールグラタンは帆立貝の貝殻を皿代わりに使った見た目にも美味しいグラタンです。

マッシュポテトで枠を作り、そこにホワイトソースを流し込んで立体感を出しました。

 

 

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ブランマンジェは予め原田シェフが全員分を作ってきて下さいました。

スイカソースは教室中で作りました。

アーモンドエッセンスの匂いを嗅いだ子供達は、思った匂いと違うと話していました。

 

 

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ミニオムライスはわかめごはんの中にムール貝も加え、さらに豪華な一品になりました。

卵を分量の分割る時には、子供たちが一カ所に集まって一心不乱に卵を割っていました。

お母さん方が混ざってしまった殻を取り除いてくれたので、良い卵液ができあがりました。

いつものワカメごはんも卵で包んでオムライスにするだけで子供が達が喜んで食べます。

 

 

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食事の時間には原田シェフから体に良い食材を「まごわやさしい」を合言葉に教えていただきました。

豆、ごま、わかめ、野菜、きのこ類が私たちの体に必要な食材です。

昔食べられてきたものが、体に良いものでした。

今回の食事でもこれらの食材を取り入れられるように、メニューを考えてくれたのでした。

 

 

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質疑応答の時間には子供達だけではなく大人からも質問がたくさん飛び、普段は聞くことが出来ないシェフの料理人以外の顔も見ることができたようです。

いつもの食材の違う使い方が分かって良かったという感想も頂き、子供にも、大人にも楽しんでもらえたようでした。

 

 

 

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