おむすび70 原田良一シェフ
投稿日:2015年4月28日 投稿者:sot
ソウル オブ 東北
チーム おむすび 第70回料理教室開催 2015.4.23
第70回チームおむすびは原田良一シェフと共に西風道和野会館へと向かいました。
■開催概要
1.開催日時:4月23日(木)11:00~14:00
2.開催場所:西風道和野会館
3.メニュー:おいしい洋食を作ろう!
●新にんじんのポタージュスープ
●洋食屋さんのプロの味~ポテトコロッケ~
●たかだのゆめのワカメごはん
●パリビストロの定番 大きなプリン~クレーム・ア・ラ・カラメル~
4.講師:レストランあさひや原田良一シェフ
5.主催:ソウルオブ東北
6.協賛:キッコーマン株式会社
西風道和野会館で久しぶりのおむすび料理教室を開催しました。
講師は一関市千厩レストランあさひやの原田良一シェフです。
自治会長は今回のために周辺にある3仮設の他にも近所の方や少し遠いところにある仮設住宅の方に声をかけて人を集めて下さいました。
集まったのは21名で、ほとんどが高齢者の方です。
といっても元気な方が多く、長い坂道を登って会場に来て下さいました。
仕事がある方は気仙沼か大船渡まで30分かけて車で働きに出ているそうです。
あさひやの原田シェフが「おいしい洋食をつくろうをテーマに」家でも簡単に作れるようなメニューを考案してくださいました。
新にんじんのポタージュは玉ねぎとにんじんを一緒に炒め、ブイヨンを加えて20分程煮込みます。
出来上がりは黄色がきれいなスープになりました。
コロッケは今まで作ったことがある人が大半ですが、今回は原田シェフがプロの作り方を直伝して下さいました。
じゃが芋の水分を十分にとばすことがポイントで、茹でたじゃが芋は粉ふきいものように鍋の中で回しながら水分を取り除きます。
ひき肉、玉ねぎと合わせて形を小判形に成形するのですが、作る人によって大きさに違いが出ました。
みんなで一緒に作るおむすび料理教室ならではです。
わかめごはんはブランド米たかたのゆめを使用する予定でしたが、なかなか手に入らず、たかたのゆめだと思って食べてくださいとシェフからお茶目なお願いがありました。
三陸のわかめは肉厚でおいしく、今が収穫時期です。
大きめのカットのわかめが美味しいごはんでした。
プリンはデモンストレーションシェフで、原田シェフが予めお店で作っておいて下さったのを切り分けて食べました。
カラメルソースを苦めにするのがパリ流の大人の味で、出来上がったプリンを1日おくと更に味がよくなるそうです。
食事の準備が整い、早速食事を開始しました。
食事中、一人の参加者がスタッフも含めた全員に手作りの苺のストラップを配ってくださいました。
この方は何かの集まりがあるたびにこうして手作りの品をプレゼントして下さっているそうです。
食事もおいしく、おかわりする方もいらっしゃいました。
今回いただいた感想の中に、普段一人暮らしで食事は簡素なものが多かったので久しぶりにたくさん食べることができたという方がいらっしゃいました。
誰かと作って食べるのはそれだけで楽しく、美味しく感じることができます。
そう思ってくれる人が一人でも増えるように活動を続けていきたいと思います。
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カテゴリー:
おむすび料理・食育教室
- 投稿日:2015年4月28日
おむすび69 澤田拓二先生
投稿日:2015年4月6日 投稿者:sot
ソウル オブ 東北
チーム おむすび 第69回料理教室開催 2015.3.31
第69回チームおむすびは澤田拓二先生と共に水梨小学校仮設住宅へと向かいました。
■開催概要
1.開催日時:3月31日(火)11:00~14:00
2.開催場所:水梨小学校仮設住宅
3.メニュー:タコ焼きみたいなコロッケ、深川めし、鮭とばと春キャベツのシーザー和え
4.講師:居酒屋「豆たく」 澤田拓二先生
5.主催:ソウルオブ東北
6.協賛:キッコーマン株式会社
今年度最後の料理教室の会場は水梨小学校仮設住宅で行いました。
講師はイケメンとして話題の東京で居酒屋「豆たく」を営む澤田拓二先生です。
お酒に合う、春の食材を使った料理を考案して下さいました。
水梨小学校仮設住宅は、水梨小学校のとなりに建てられた仮設住宅です。
約30世帯の方が暮らしています。
最寄のスーパーが車で10分かかるなど、交通に少し不便ですが、スーパーが送迎バスを出してくれています。
以前はコンビニの送迎バスもあったそうです。
こちらの仮設住宅の集会所は狭く、机を広げるといっぱいいっぱいのスペースになってしまいます。
先に集まった参加者は女性6名で、スーパーからのバスが帰ってきてから3名が参加して下さいました。
会長は男性も誘ってくださったのですが、集会所が狭いため男性陣は遠慮したそうです。
あらかじめ茹でて置いたじゃがいもをつぶしてコロッケを作ることから料理教室をはじめました。
じゃが芋、玉ねぎの他にみじん切りにした紅しょうがを混ぜ合わせ、中にタコを入れます。
タコを入れて、タコ焼き大の大きさに整えるのが意外にひと苦労で、最初は小さく作っていたもののどんどん大きくなりました。
コロッケに合わせるタルタルソースはピクルスの代わりにたくあん、しば漬け、らっきょうを使いました。荒みじん切りにしたものに卵黄とマヨネーズを加えます。
このタルタルソースは、簡単に美味しく出来ると参加者の方の中で大好評でした。
また、シーザーサラダのドレッシングも手作りしました。
中には先生が作っている隣に座り、メモを取りながら話を聞いている方もいらっしゃいました。
コロッケを一つの鍋で揚げたので、そこで時間がかかってしまいましたがみんなで一緒に食べ始めることができました。
タコ焼きみたいなコロッケは、名前の通りタコ焼きの良いところとコロッケの良いところのミックスで、美味しさと面白さが一つになっています。
楽しい食感に話題も弾みました。
深川めしは、こちらの方は普段食べないらしく、美味しいと感動していました。
鍋をした時に残った出汁で作ると、簡単美味しく出来ると澤田先生からアドバイスがありました。
サラダも春キャベツの柔らかさと、手作りドレッシングが美味しかったです。
料理教室が終わると、参加者の方が外で一列に揃って見送って下さいました。
頂いた感想には、ありがとうという感謝の言葉が多く、こちらも嬉しくなりました。
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カテゴリー:
おむすび料理・食育教室
- 投稿日:2015年4月6日
おむすび68 栁澤俊先生
投稿日:2015年4月3日 投稿者:sot
ソウル オブ 東北
チーム おむすび 第68回料理教室開催 2015.3.29
第68回チームおむすびは気仙沼市総合体育館駐車場仮設住宅に、一関市にて寿司割烹一力を営む栁澤俊先生とお伺いしました。 ■開催概要 1.開催日時:3月29日(日)11:00~14:00 2.開催場所:気仙沼市総合体育館駐車場仮設住宅 3.メニュー:ロングロング海苔巻き 4.講師:寿し割烹一力 栁澤俊先生 5.主催:ソウルオブ東北 6.協賛:キッコーマン株式会社 気仙沼市総合体育館駐車場仮設住宅は比較的若い世代の入居者が多い仮設住宅です。 子供も多いので、今回は子供と大人が一緒になって楽しめる料理教室を行いました。 スタッフが会場に着いたときは天気も良く絶好の料理教室日和でした。 こちらの仮設の集会所は狭いので、外に会場を作りました。 会場作りから参加者の方に主体で動いていただき、集会所の前に一列に机を並べます。 机の上にラップをひき、今日はこのラップを巻きす代わりに使用します。 子供たちがラップを上から抑えて机との間に空気が入らないようにしてくれました。 ラップの上に海苔を置き、その一枚一枚を米粒を使ってくっつけます。 地道な作業ですがこれがないと一本の海苔巻になりません。 全部くっつけ終わると上にご飯をのせます。 この時のりが上下1cmくらい見えるように残さないとうまく巻けません。 しかし、このとき空から雨粒が降ってきました…。 集会所は狭いですが、スタッフが中に移動することを提案すると、急いで作るのでこのまま外で続けると参加者の方から言っていただけました。 そしてこれを機に全員のスピードが一気に上がります。 かんぴょう、カニかまぼこ、厚焼き玉子、きゅうりを順に並べ、みんなで息を合わせて巻きました。 太いのりまきにはきゅうりが芯の役目になると先生から教わりました。 具材を詰めすぎたところは巻いた海苔の隙間からきゅうりがはみ出してきましたが、力ずくで押し込みます。 調理が終わったころには雨もやんでいました。 出来上がった海苔巻きを全員で持ち上げます。 しかし、ここでもまたしても悲劇が・・・・。 海苔巻きが一部切れてしまったのです。 原因はきゅうりが嫌いな子が自分の担当した箇所だけきゅうりを抜いたことでした。 ちゃんと後で申告したところがかわいいです。 最後はみんなで一緒に作った海苔巻きをいただきます。 みんなで一緒に作った分美味しさもひとしおです。 片づけも準備同様参加者の方に手伝っていただき、今回は最初から最後まで全員でやり遂げました。
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カテゴリー:
おむすび料理・食育教室
- 投稿日:2015年4月3日