おむすび67 原田良一シェフ

投稿日:2015年3月25日 投稿者:sot

 

第67回原田シェフ_表

 

 

 

 

ソウル オブ 東北

チーム おむすび 第67回料理教室開催           2015.2.24

 

第67回チームおむすびは水梨コミュニティ仮設住宅に、レストランあさひやの原田良一シェフと共にお伺いしました。

 

 

■開催概要

 

1.開催日時:2月24日(火)11:00~14:00

 

2.開催場所:水梨コミュニティ仮設住宅

 

3.メニュー:「水梨のみなさんでデザートワンプレートを!」

バニラ風味のババロワ~春の苺ソースで~、クレープ、フランス風カレーライス

 

4.講師:レストランあさひや 原田良一シェフ

 

5.主催:ソウルオブ東北

 

6.協賛:キッコーマン株式会社

 

 

 

今回は仮設住宅の方からデザートを作りたいというリクエストを受け、デザートが主役となるようなメニューを原田シェフが考案して下さいました。

さらに、お昼に食べられるフランス風カレーライスも作ります。

 

 

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最初にクレープの生地を焼き、生クリームを泡立てました。

焼いた生地はカレーライスを作っている間に冷ましておきます。

カレーには細かく刻んだ、にんにく、玉ねぎ、セロリ、にんじんを使います。

材料を炒めたところにカレー粉や白ワイン、ブイヨンを加えます。

野菜が小さく切ってあるので、火が通りやすくすぐにできます。

肉は手羽元の肉を使いました。

先に表面に焦げ目をつけておきます。

 

ババロワはバニラの味付けです。

固まる時間もあるのでできるだけ急いで作りました。

 

 

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カレーはココナッツと一緒に炊いたご飯にかけ、オリエンタルに仕上げました。

甘い香りが食欲をそそります。

クレープには粉糖をまぶし、かわいく盛り付けました。

 

 

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食事の時間には総勢29名という大人数になり、前回の人数を大きく上回りました。

誰かと食べる食事はそれだけで美味しく感じます。

 

 

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完成したデザートは大好評でこれなら人にプレゼントにもできるとみなさん喜んでくださいました。

仮設住宅では自分の分の料理を作るのだけでも面倒などいう人が多いのですが、こうやって誰かのために何かを作りたいと思えるようになった方がいることに少しずつ、気持ちの復興も進んでいることを感じました。

 

おむすび66回 小野塚武男先生

投稿日:2015年3月11日 投稿者:sot

第66回 小野塚先生_表

 

 

 

 

ソウル オブ 東北

チーム おむすび 第66回料理教室開催           2015.1.18

 

 

千厩中学校跡地仮設住宅で、一関のもち文化を紹介できるおむすび料理教室を行いました。

 

 

■開催概要

 

1.開催日時:2月18日(水)11:00~14:00

 

2.開催場所:旧千厩中学校跡地仮設住宅

 

3.メニュー:もちつき もち料理

 

4.講師:郷土料理レストランはずみ 小野塚武男総料理長

和食処「どっと」斉藤貢先生(アシスタント)

 

5.主催:ソウルオブ東北

 

6.協賛:キッコーマン株式会社

 

 

今回の会場は一関市にある旧千厩中学校跡地仮設住宅です。

半年ぶりのおむすび料理教室ということもあり、住民のかたは喜んで迎えて下さいました。

メニューは「もち料理」です。

家から余ったもち米を持ってきてくださった方が何人もいらっしゃいました。

 

 

餅つきは集会所の外、もち料理は中で行いました。

一関はもち文化が有名で、もちでフルコース料理を作れるほど、種類も豊富です。

そのなかで小野塚先生が考えて下さったのが「ふすべ餅」「じゅうね餅」「豆腐餅」「雑煮餅」です。

昔から伝わるもち料理を紹介したいとのことでした。

 

 

外では早速餅つきが始まりました。

高齢者が多いこちらの仮設住宅ですが、重いと言いながらも杵を持ち上げて、まだまだ元気な様子でした。

外は寒かったので、餅つきをしない人たちが窓から心配そうに代わる代わるのぞいていました。

 

 

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「ふすべ餅」グループはごぼうをたくさんすりおろします。

いったいどんな味になるんだろうと最初は不安な様子でした。

 

 

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「じゅうね餅」はなんのことかと思いましたが、えごまをじゅうね、じゅね、じゅうねんとこちらでは呼ぶそうです。

えごまをフライパンで煎ってから砂糖、塩、水を加えて作ります。

 

 

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豆腐餅は文字通り豆腐を使い甘い味に仕上げます。

ミキサーで混ぜるのが一番早いということでミキサーを使いましたがもちろんすり鉢などを使って細かくしていくこともできます。

味をみながら砂糖水を加えるのがポイントです。

 

 

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料理に参加しない男性陣は箸置き作りをしました。

折り紙で箸置きを作るのは細かい作業で、大変そうでしたが無事に全員分の箸置きを作り終えました。

 

 

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汁物として雑煮も作りました。

こちらの地域では醤油と出汁で味付けをします。

作ったもち料理を盛り付けて、もちご膳の完成です。

参加者の方はさまざまなもち料理を味わっていました。

 

 

 

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こちらの仮設住宅に住んでいる方はもとは気仙沼市出身の方々です。

地元にはなかった珍しいもち料理を作ったことで自分たちが今住んでいる地域への理解が深まったようでした。

気仙沼にはこんなのなかったと楽しそうにもち料理を作っている姿が印象的でした。

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