おむすび65 栁澤俊先生
投稿日:2015年1月21日 投稿者:sot
ソウル オブ 東北
チーム おむすび 第65回料理教室開催 2015.1.18
2015年第一回目のおむすびは釜石市桜木町仮設住宅に、一関市の寿し割烹一力の店主栁澤俊先生とお伺いしました。
■開催概要
1.開催日時:1月18日(日)10:30~14:00
2.開催場所:釜石市立桜木町仮設住宅
3.メニュー:飾り寿司 すしドーム
4.講師:寿し割烹一力 柳澤 俊先生
5.主催:ソウルオブ東北
6.協賛:キッコーマン株式会社
今回おむすび料理教室初めての講師の栁澤先生は、以前から子供会や小学校で料理教室の講師を務めたことがあり、今回の講師を快く引き受けてくださいました。
サポートセンターからは子供向けの料理教室で依頼を受けており、栁澤先生が食べておいしい見て楽しい飾り寿司「すしドーム」を考案して下さいました。
会場に着くと子供たちが出迎えてくれ、待ちきれない様子だったので料理教室の準備を一緒に手伝ってもらいました。
先生が目の前で魚のさくを薄く切っていくのを見て職人さんの無駄のない動きに、見とれていました。
開始時間になってもそれ以上の人は集まらなかったので、子供が4人という人数でしたが料理教室を開始しました。
最初に先生が切り身を見せながら、何がどの魚なのか教えてくれます。
食材は全部先生のこだわっているものを持ってきて下さいました。
「桜でんぶは魚から作られていることを知ってる?」という先生からの問いには、恥ずかしながらスタッフもびっくりしました。
タラの身を細かく、細かくして作っているそうです。
この桜でんぶも栁澤先生が自ら仕込んでくれたものでした。
市販の桜でんぶの独特の甘さが苦手な人も、この手づくり桜でんぶは美味しく食べることができました。
お椀にラップをしいてネタをのせ、ご飯を薄くのせて、錦糸卵、桜でんぶ、カニフレークをそれぞれの段に挟んでいきます。
全部のせてから皿の上にひっくりかえすと、鮮やかな飾り寿司ができ、その上にキュウリやイクラを添えて、更に華やかに盛り付けました。
子供達は自分で食べる用と、家に持って帰る用を作りました。
作った1個はその場でみんなで食べました。
見た目だけじゃなく味もとっても美味しいので、みんな喜んで食べていました。
先生が作ってくれたかきたまスープも、卵がふわふわで美味しく頂きました。
お湯の温度を80℃くらいの沸騰していないところで卵を入れるのが美味しさの秘密だそうです。
先生が握ってくれたお寿司は、サポートセンターのマッサージサービスに来ていた方にも配りました。
料理教室後は子供たちがスタッフの絵を描いてくれ、お見送りまでしてくれ、「この会がこんなに楽しいとは思わなかった」と楽しんでくれたようでした。
釜石市は仮設住宅の解体が進んでおり、こちらの仮設住宅も今年度で解体されます。
新しい家に引っ越す準備ができていない人は仮設住宅から仮設住宅に引っ越すことになります。
復興していくことで、悲しむ人が出ないようにチームおむすびもお手伝いしていきたいと思います!