おむすび63

投稿日:2014年12月19日 投稿者:sot

 

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ソウル オブ 東北

チーム おむすび 第63回料理教室開催   2014.11.30

 

第63回のチームおむすびは気仙沼市総合体育館駐車場仮設住宅へお伺いしました。

 

 

■開催概要

 

1.開催日時:11月30日(日)13:00~16:00

 

2.開催場所:気仙沼市総合体育館駐車場仮設住宅

 

3.メニュー:デコレーションケーキ、サンドイッチ

 

4.主催:ソウルオブ東北

 

5.協賛:キッコーマン株式会社

 

気仙沼市総合体育館仮設住宅で、今回で5回目となる料理教室を行ってきました。

予定していたシェフが当日急遽来れなくなるハプニングもありましたが、仮設住宅へ向かうと学校の学習発表会を終えた子供達が待っていました。

 

メニューはクリスマスも近くなったことから、デコレーションケーキを作ることにしました。

子供達がケーキを盛り付けている間に大人がサンドイッチを作りました。

 

ケーキのスポンジはあらかじめこちらで用意し、子供達にはデコレーションを楽しんでもらいます。

デコレーションの前に生クリームを泡立てます。

砂糖の量は子供たちの味覚に任せて、これだと思う量までいれてもらいました。

この作業が一番楽しかったという子もいるほど、汗をかきながら夢中で泡立てていきます。

 

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出来上がっている土台に生クリームとフルーツを使って盛り付けをします。

今回使ったのは苺とキウイ、みかんと桃の缶詰です。

ケンカになりそうになりながら、具材は分け合って使いました。

 

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サンドイッチは子供のお母さんなど、大人が作ります。

卵とマヨネーズ、ツナ、ハムとキュウリとチーズの3種類です。

マヨネーズと一緒にマスタードを少し入れるのが味に変化を出すポイントです。

 

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食事が出来上がったときにはちょうど3時のおやつ時でした。

それぞれの個性あふれるケーキが並びました。

ここみちゃんが作ったケーキを切り分けて、みんなで食べました。

サンドイッチとケーキだけよりはと、自治会長の及川さんがきのこのスープを作って下さいました。

このきのこのスープがとても美味しかったのですが、味付けはめんつゆしか使っていないから簡単と、及川さんがおっしゃっていました。

 

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次回はひなまつりのときに来てほしいと依頼を受け、今回の料理教室は終了しました。

 

おむすび62 坂東誠シェフ

投稿日:2014年12月19日 投稿者:sot

 

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ソウル オブ 東北

チーム おむすび 第62回料理教室開催   2014.11.16

第62回のチームおむすびは、プラチナフィッシュの坂東誠シェフと共に住田町火石団地に向かい料理教室を行いました。

 

■開催概要

 

1.開催日時:11月16日(日)11:00~14:00

 

2.開催場所:住田町火石団地仮設住宅

 

3.メニュー:ありすポークのミラノ風カツレツ・赤かぶとキャベツの塩サラダ添え、住田魚介と新米の味噌トマトリゾット

 

4.講師:プラチナフィッシュ 坂東誠シェフ

 

5.主催:ソウルオブ東北

 

6.協賛:キッコーマン株式会社

 

火石団地仮設住宅は、住田町にある3つの仮設住宅の中でも1番小規模の仮設住宅で、現在9世帯の方が住んでいます。

更に今回は、9月に引っ越した方も今回のために戻ってきて一緒に料理教室に参加して下さいました。

 

講師として東京からプラチナフィッシュの坂東誠シェフが来て下さいました。

メニューは「ありすポークのミラノ風カツレツ・赤かぶとキャベツの塩サラダ添え」「住田魚介と新米の味噌トマトリゾット」の2品です。

今回も坂東シェフが惚れ込んだ住田の味、「ありすポーク」を使用します。

 

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最初にカツレツの付け合せの赤かぶとキャベツの塩サラダ添えを作ります。

野菜は住田の若手農家、佐藤道太さんから仕入れた新鮮野菜を使います。

佐藤さんのところでは人参のような細い赤かぶを作っており、今回はその赤かぶを使わせて頂きました。

赤かぶを薄くスライスして細かめのザク切りにしたキャベツと塩こんぶをオリーブオイルで和えると完成です。

時間を少し置くと野菜がちょうど良くしなっとします。

 

 

カツレツはロース肉をたたいてパルメザンチーズとパン粉を混ぜ合わせたものを付けて揚げます。

フライパンの内側と外側で温度が違うので、場所を交換しながら揚げるとムラなく出来るそうです。

トマトソースなどを付けても美味しいですが、衣に味が付いているので今回はそのまま頂きました。

 

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リゾットは、先に魚介に火を入れます。

鍋に魚介と白ワインを入れて蒸し焼きにしてからボウルに移します。煮汁はあとで使うのでとっておきます。

今回は鮭、鱈、どんこ、牡蠣、あさり、エビ、イカを使いました。

 

 

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玉ねぎ、ニンニクをオリーブオイルで炒め、生米を加えて更に炒めます。

そこにコンソメスープを加えて煮詰め、汁気がなくなったら継ぎ足し、約15分煮詰めると少し芯が残るくらいになるので、そこに先ほどの魚介とトマトを混ぜ合わせます。

そこに粉チーズと味噌を加えて味付けし、完成です。

 

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食事は、使っていない空き室で食べました。

料理の美味しさは黙り込んで食べてしまうほどでした。

デザートには、参加者の方からいただいた柿を食べました。

食後、話題になったのは仮設住宅から出たTさんが住んでいる公営住宅のことです。

家賃のことや家の環境など、みなさん気になっているようでした。

Tさんが引っ越した公営住宅の1階は店舗が入れるようになっているのですが、ちょっと家賃が高いのがネックでまだ空室だそうです。

 

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住田町は、それぞれのペースで、復興が進んでいるように感じました。

ソウルオブ東北も復興の支えとなるようにこれからも頑張りたいと思います。

おむすび61 駒場利行シェフ

投稿日:2014年12月19日 投稿者:sot

 

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ソウル オブ 東北

チーム おむすび 第61回料理教室開催   2014.10.19

第61回のチームおむすびは、ロカーレ・アーシャの駒場利行シェフと共に小川地区サポートセンターへ行き、桜木町仮設住宅の方々を対象に料理教室を行いました。

 

 

■開催概要

 

1.開催日時:10月19日(日)11:30~14:00

 

2.開催場所:小川地区サポートセンター

 

3.メニュー:鮭のクリームシチュー、秋刀魚とじゃが芋のオーブン焼き、木野子のテリーヌ

 

4.講師:ロカーレ・アーシャ 駒場利行シェフ

 

5.主催:ソウルオブ東北

 

6.協賛:キッコーマン株式会社

 

 

 

今回会場となった岩手県釜石市の小川地区サポートセンターは介護業界のニチイさんが建てたサポートセンターなので、バリアフリーで使いやすい内装です。

 

 

釜石市は仮設住宅の解体が進んでいる地域で、今回の会場の仮設住宅も今年度いっぱいで解体が決まっています。

今回はそのお別れ会も兼ねて、料理教室をして欲しいということでした。

当日は地域のお祭りと日にちが重なってしまいましたが、嬉しいことに料理教室の方にも人が来てくれました。

 

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講師を務めてくださった駒場シェフの計らいで、みんなで作る料理は一品だけにし、歓談の時間を多くとることにしました。

作ったメニューは「鮭のクリームシチュー」です。

 

玉ねぎを切り、炒め、じゃがいも、にんじんも加えて煮ます。

野菜は遠野にある道の駅「風の丘」で新鮮なものを調達しました。

彩りを良くするためにブロッコリーも加えます。

 

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鮭を大きめのひと口大に切り、塩胡椒と小麦粉をまぶし、オリーブオイルで表面を焼きます。

鮭は半身の状態から皮をむいて切りました。

参加者の方は包丁の切れ味が悪いと言いながらも、あっという間に調理していきます。

早さに驚くスタッフに「こんなのは当たり前」と余裕を見せていました。

 

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鍋にホワイトソースと生クリームを加え煮込みます。

普段、シチューはルーで作る方がほとんどだったので、本格的なシチューに場が盛り上がりました。

最後に塩と胡椒で味付けをします。

2グループとも、味見をしながら味を調えていったのですが、塩胡椒の量で味がずいぶん変わりました。

 

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シチューが出来上がると、駒場シェフが予め作ってきた木野子のテリーヌ、さんまとじゃが芋のオーブン焼きを取り出し、それぞれのセンスで盛り付けます。

 

 

出来上がった料理を囲みながらみんなで食べました。

材料は全く同じものなのに、二つのグループのシチューは違う味になって個性が出ていました。

最後に入れた、塩と胡椒の量が決め手だったようです。

 

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今回の料理教室が和気あいあいとなったので、ぜひ次回は子供向けの料理教室をと声をかけて頂き、今回の活動は終わりました。

チームおむすびとしても、仮設住宅の解体の前にもう一度こちらで活動を行いたいと感じました。

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