被災農地にメガソーラー

投稿日:2014年4月4日 投稿者:sot

最近、よく見かけるようになった太陽光発電(ソーラーパネル)。
一般家庭や工場の屋上、空き地、自動販売機にも設置され、注目を集めています。

 

東北においても、土地を有効に使いメガソーラーの設置が進んでいるようです。
津波で農地が塩害の影響を受けただけでなく、
農業用の大型機材を流出した農家が少なくありません。
農業者の高齢化に伴い遊休農地も増加し続けています。

 

そこで、再生可能エネルギーの買い取り制度開始に伴い、
気仙沼市本吉町では大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の建設が3月末の完成に向けて進められています。
脱サラして事業を起こした方もいて、農地にとどまらずスーパーや商店などに呼び掛け、
屋根に太陽光パネルを設置する取り組みが広がりつつあります。

 

本吉町では、大震災で被災した農地を借り受け、太陽光パネル3600枚を設置、
出力1000kwで発電量は一般家庭300世帯分に相当する年間100万kwを計画し、
災害発生時には電力の供給も見込めるようです。

 

将来は、発電した電力を使い野菜の水耕栽培をしたり、収穫した野菜を電気自動車で運ぶなど
環境にも優しいまちづくり、そして土地の有効活用を目指す取り組みとして注目されそうです。

 

(事務局スタッフ)

走って! 食べて! 復興支援!

投稿日:2014年4月3日 投稿者:sot

今日はあいにくのお天気ですが、すっかり春の陽気になってきましたね。
寒い冬は外に出るのがおっくになりがちですが、暖かく気候が爽やかになるこの時期にぴったりなイベントが東北で開催されます。

 

登米市迫町の長沼フートピア公園をメイン会場に4月26、27日に「東北風土マラソン&フェスティバル」というイベントです。震災からの復興支援を目的にマラソンと合わせて「東北日本酒フェスティバル」「南三陸復興視察ツアー」も同時開催されます。
開催のヒントにしたのは、世界一楽しいマラソン大会といわれているフランスの「メドックマラソン」。各国からランナーが集まり、ボルドーの銘醸ワインやチーズ、ハムを楽しみながら美しいシャトーやぶどう畑の間を走り抜ける・・・
想像しただけでもとても素敵なイベントですね。
ちなみに、ラスト5kmでは生ハム、生牡蠣、ステーキ、デザート(アイス)のフルコースまで用意されているようです。マラソンさながらパーティー会場のようですね。
優勝者には体重分のワインが贈呈され、マラソンの打ち上げはシャトーを貸切で開催されるというから驚きです。

 

今回初めて開催される「東北風土マラソン」では、給水場で南三陸町などの郷土料理、海産物を提供する予定だそうです。他にも、東北各地の地酒、おにぎり、菓子も振る舞われるようで日本版「メドックマラソン」の開催に期待を寄せる方も多いのではないでしょうか。

 

東北の現状と本当の魅力を広く発信し、東北と世界の人たちをつなぐイベントとして定着していってほしいと思います。

 

(事務局スタッフ)

新たな一歩

投稿日:2014年4月1日 投稿者:sot

本日から新年度が始まりました。

 

桜前線もだんだんと全国的に広がってきています。

 

東北は4月上旬満開予報ということで、ちょうど入学式が見頃になりそうですね。

 

また新たな年度が始まるということで、気持ちを新しくする前に、

 

昨日、もう一度3月の新聞記事に目をとおしておりました。

 

 

あの時から節目と言われる3年目を迎えその内容は

 

「復興」「回復」

 

など前を向いて進んでいるものがあらためて増えたんだなと実感します。

 

 

そんな中で3月4日の朝日新聞に、46回のおむすびで紹介させていただいた

 

義子さんのつくだ煮店が掲載されているのを発見しました。

 

水産加工場も多大な被害を受けつつも3年目を向かえ、一歩一歩進んでいっています。

 

 

私たちも一歩一歩地を踏みしめ、しっかり足元を固めながら進んでいこうと思います。

 

 

(事務局スタッフ)

 

 

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