三陸パートナーズの商品会議
投稿日:2013年11月28日 投稿者:sot
毎月行っている大船渡の三陸パートナーズの商品会議です。来年の構成を考えるために伺います。皆さん揃うと、いつもあれやこれやとなります。売れることを前提にして皆さん、考えるので商品構成がなかなか決まりません。売れない時代と言われていますが、売り方、買い方が多様になり過ぎて想定がつきづらいのです。昔と違って、押しの営業では通らないのです。あれやこれやと複合的なチャンネルを使わなければならないし、そして火がつくまでに時間がかかるのです。
もう一つ問題は、これまで原料提供の工場が多く、最終商品をつくることが出来ないのです。三陸パートナーズは原料提供からの脱出を目標としています。原料提供だけでは安定しない時期があるのです。しかし、加工品をつくることをしなかった工場に、加工品の開発をしてもなかなか技術的にも設備的にも難しいのは仕方ありません。
それでも皆さんの原料の端材をなんとか食品にできないかと考えます。「もったいない」ということ、それが水産業のモラルであり、また、新しい価値に変えることでビジネスになるのでもっと考えないといけないのです。
そうこうしながら、夕方になります。いつもの居酒屋でまたこの続きをします。
(代表理事 岡部泉)