おむすび29 原田良一シェフ
投稿日:2013年6月26日 投稿者:sot
ソウル オブ 東北
チーム おむすび 第29回料理教室開催 2013.6.26
チーム おむすびの第29回料理教室を開催いたしました。
一関市千厩町「レストランあさひや」の原田良一シェフと共にレストランからほど近い旧千厩中学校仮設住宅に伺いました。今回はご高齢の方も多いため、食事会中心にデモンストレーション形式のお料理教室となりました。コミュニケーションを取りながらの笑顔溢れる会となりました。
■開催概要
1.開催名称 チームおむすび料理教室〈第29回〉
2.開催日時 2013年6月26日(水曜日)11時〜
3.開催場所 旧千厩中学校跡地 仮設集会所(一関市千厩町千厩)
4.主催 ソウル オブ 東北
5.協賛 キッコーマン株式会社
6.実施内容 デモンストレーション料理教室、食事会
7.参加シェフ 岩手 レストランあさひや 原田良一シェフ
今回でおむすび3回目の参加となった「レストランあさひや」の原田良一シェフと共に、旧千厩中学校仮設住宅に伺いました。到着すると朝のウォーキングから戻ってきた数名の方が集会場で談笑していらっしゃいました。
レシピは気仙沼出身の方が多くいらっしゃる事から「春キャベツと気仙沼産かつおにんにく風味」、奥州のいわい鶏を使った「いわい鶏のソテー オレンジソース」、小麦粉のかわりにジャガイモの澱粉をいかした簡単な「ジャガイモのグラタン」、「かんたんブラマンジェ」を教えて頂きました。
「どうぞ皆さん近くまで見に来て下さい」と原田シェフのデモンストレーションが始まります。面白いトークを交えつつ、ガスコンロ3台を使用し同時進行でどんどん下準備が整って行きます。皆さんの緊張もだんだんとほぐれ、原田シェフをアシストして下さる参加者の方もいらっしゃいました。「砂糖には保水性があります。」と鶏の下準備の際に振りかけます。「だからといって皆さん、寝る前に甘いものを食べないでくださいね。」と原田シェフ。皆さんの笑い声がたえません。「うーん、良い香りがする。」とブラマンジェに使用するグランマニエ(オレンジリキュール)を皆さんに回して、香りを確認して頂いたり、魚の味に厳しい皆さんにかつおのたたきを味見して頂いたりと、とても自由な雰囲気の中、あっと言う間に料理が完成しました。参加者との楽しいやりとりの中に沢山の調理のコツをしっかり伝授してくださいました。
いよいよお食事会の時間です。作った料理を大皿に盛りつけ、歌津産洋風ワカメご飯と鰹のあらのスープを付けてビュッフェ形式で皆さんに召し上がっていただきました。ジャガイモのグラタンはとても人気がありました。帰りには、シェフと皆さんと共に記念撮影をし、笑顔で解散となりました。優しさに溢れた会となりました。
後日、皆さんの感想を伺いました。「夕べ早速、ジャガイモのグラタンを作ってみた。冷蔵庫にあったものを使いアレンジしてとてもおいしくできた。自分でも作れるわかりやすい教室だった。」
「全体的においしかったが特にかつおや鶏肉にかけたソースがおいしかった。料理はプロに作ってもらい、ソース作りの教室もいいな。」などなど沢山のお声を頂きました。
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カテゴリー:
おむすび料理・食育教室
- 投稿日:2013年6月26日
おむすび28 狩野美紀雄シェフ
投稿日:2013年6月23日 投稿者:sot
ソウル オブ 東北
チーム おむすび 第28回料理教室開催 2013.6.23
チーム おむすびの第28回料理教室を開催しました。
今回は「ホテルメトロポリタン盛岡」の狩野美紀雄シェフをお迎えしての教室でした。
伺ったのは90%を森林で占め、森林・林業日本一のまちづくりを行っている岩手県気仙郡住田町です。
■開催概要
1.開催名称 チームおむすび料理教室〈第28回〉
2.開催日時 2013年6月23日(日曜日)11時〜
3.開催場所 住田町本町団地(岩手県気仙郡住田町世田米字本町)
4.主催 ソウル オブ 東北
5.協賛 キッコーマン株式会社
6.実施内容 料理教室、食事会
7.参加シェフ ホテルメトロポリタン盛岡 狩野美紀雄シェフ
今回は「ホテルメトロポリタン盛岡」の狩野美紀雄シェフと共に、岩手県気仙郡住田町に伺いました。
当日は晴天で少し汗ばむ陽気でした。会場に到着するとすでに数名の方がいらっしゃり、温かく出迎えて下さいました。この日は早朝から総合防災訓練があったそうです。
教室開始前、小学生のお子さんがお手紙係をして皆さんの元に告知チラシを届けてくれました。そのおかげで、スタッフも合わせると20名近くの方にご参加頂けました。
今回のメニュー「帆立貝のソテー 春キャベツ添え香草ソース」、「田舎風オムレツ」、「フォカッチャ」の3品を一緒にくつりました。
まずは、発酵するまでに時間の掛かる、フォカッチャの生地をつくり始めます。今回、狩野シェフは帰ってからお家でもつくれるようにと、強力粉だけの簡単なレシピを考えてくださいました。オーブンでなくてもホットプレートでも焼けるそうです。
シェフの手元を見ながら、同じ要領でしっかりと捏ねていきます。ボールにオリーブオイルを塗りラップをして約2倍の大きさになるまで、発酵を待ちます。
次に田舎風オムレツの素材切りをグループごとにそれぞれ行いました。とても手際の良い男性がいらっしゃいました。隣の奥さまは「いつもやってもらっているのばれちゃったわ」と皆さんの笑いを誘います。
いつもより大きめで具沢山のオムレツはひっくり返すのも一苦労、「出来るかな」「大丈夫かな…」と不安な様子で息を合わせて、なんとか三人掛かりで形を保ったままひっくり返しました。
最後に取りかかったのは、「帆立貝のソテー春キャベツ添え香草ソース」です。トマトを湯剥きして、種を除いて細かく切ります。シェフにポイントを教えて頂きながら、同時進行で皆さんがテキパキと進めていきます。帆立貝は大船渡市三陸町の小石浜帆立です。大きな帆立貝に皆さんのテンションが上がります。バターソテーした帆立貝に白ワインを振りかけると一気にいい香りが部屋中にたちこめます。炒めた春キャベツを添え、帆立貝のソテーを盛り付けて香草ソールで仕上がりです。そうこうしていうるうちに、オーブンに入れたフォッカチャもふっくら焼き上がりました。
少し日射が強いなか、イスとテーブル出して、外で皆さんでいただく事になりました。「いただきます」と和やかなランチタイムとなりました。
「わたしにもフランス料理ができるんだ!」「普段から買えるような食材で、おいしい料理を作れるのが良かった。楽しくて美味しくいただきました。」等々の沢山のご感想を頂きました。
帰りには、再開を約束し、私たちの車を最後まで見送って下さいました。
笑顔の耐えない、優しさに溢れた会となりました。
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カテゴリー:
おむすび料理・食育教室
- 投稿日:2013年6月23日