短角牛と前沢牛の食べ比べ

投稿日:2013年4月18日 投稿者:sot

今日は、表参道のスパイラルの地下のレストランで、ロレオールの伊藤さんの短角牛と前沢牛の食べ比べディナーがありました。ほとんどの食材が岩手産。前菜5種とメインのお肉。ほろほろ鳥もあります。恋し浜のほたてもあります。ついに私も岩手通です。ほとんどの食材がわかります。これだけ行っていたら、当然。

 

70名ものお客様に対応するには、本当に大変だったと思います。伊藤さんもてんやわんやだったと思います。こうして少しづつでも、東北は岩手の食材がひろまってくれると生産者さんもうれしいことです。今回は、短角牛と前沢牛の若手生産者がかけつけ、皆さんにご挨拶をしました。ほほえましいスピーチでした。こういう機会を沢山積み重ねて、岩手も表舞台に出れるようにになるのだと思います。がんばれ、若手生産者、君たちに東北はかかっているのです。

 

ここはユートピア

投稿日:2013年4月16日 投稿者:sot

小岩井農場を訪ねました。以前から来てみたかったところです。広大な敷地にある農場です。いまでこそ循環型農場が注目されていますが、こここそが、その先駆者です。日本には、この土地と同じく広大な思想をもった方々がいたのです。小岩井農場の歴史と事業を伺います。敷地内の施設を見学させてもらいながら、林業のあり方、牧場のあり方、エネルギーのあり方など話は尽きません。

 

まさに私が夢見る農場がここにありました。自然環境に従い、自然と共生し、持続可能な生産を行う。私たち人間のあるべき姿です。

 

私たちもいつか小さくともこのような思想をもった農場や加工所をもちたいと思います。岩手には、優れた先駆者が沢山います。自然を愛することが思想の始まりです。宮沢賢治が小岩井農場を訪ねた時に書いた文章が「春と修羅」の中に残っています。

 

冬にきたときとはまるでべつだ
みんなすつかり変つてゐる
変つたとはいへそれは雪が往き
雲が展(ひら)けてつちが呼吸し
幹や芽のなかに燐光や樹液(じゆえき)がながれ
あをじろい春になつただけだ
それよりもこんなせはしい心象の明滅をつらね
すみやかなすみやかな万法流転(ばんぼふるてん)のなかに
小岩井のきれいな野はらや牧場の標本が
いかにも確かに継起(けいき)するといふことが
どんなに新鮮な奇蹟だらう

 

130416_04a64c1d2e3884335f27076e58136dbb

石黒農場へ

投稿日:2013年4月16日 投稿者:sot

今日は、ソウルオブ東北でいつも活動をともにしているほろほろ鳥の生産者でもある石黒さんの農場をご紹介します。一ノ関から花巻へ向かいます。石黒さんの農場は花巻温泉の奥にあり、日本でもめずらしいほろほろ鳥の農場です。ほろほろ鳥の餌も黒米、赤米、をまぜたお米です。ほろほろ鳥はアフリカが原産ですが、こうして日本の餌で育つので石黒さんのほろほろ鳥は日本人に合った味がします。皆さんにほろほろ鳥の成長別に分かれた鳥小屋を見てもらいます。温泉がひかれた床暖房つき鳥小屋です。さすがにアフリカの鳥です。寒さには弱いのです。小屋の扉を開けると一斉に鳥小屋の奥へと走っていってしまいます。ギーギーと一所懸命威嚇しています。ほろほろ鳥は黒に白い水玉の美しい羽をもつ鳥です。とても敏感で繊細な鳥なので、震災の時は卵をうまなくなったり、壁に激突して死んでしまったりと石黒さんもご苦労されました。ようやく最近になって生産が順調になりました。

 

昨夜、伊藤さんがつくってくれたほろほろ鳥の料理で味はわかっているものの、こうしてその飼育の状態をみるとさらに愛着がわいてくるようです。石黒さんが出してくれた様々な部位のほろほろ鳥をとても気に入っていただきました。

 

メディアを追加桜草を育てているお母様のご接待もとてもうれしく、最後にほろほろ鳥のゆで卵を時間がなくて食べられなかったことが残念でした。

 

皆さんを新花巻の駅までお送りして、レストランオーナーツアーは終わりました。皆さんありがとうございました。

 

130416_4a765ed0083f507f195611fe77f2e2c2

 

最新情報

アーカイブ

ページトップへ