山田のホタテ
投稿日:2013年2月16日 投稿者:sot
■東北の春がまた届く
岩手の山田町でイタリアンレストランを開店させた駒場君から山田湾のホタテが届きました。駒場君は、津波で奥様も開店仕立ての店も失いました。盛岡に次ぎ、ようやくふるさとに仮設のレストランではありますが、念願だった店を出すことができました。当初は本当に心が折れそうで大変だったと思います。私もどう声をかけて良いのかわかりませんでした。しかし、彼はソウルオブ東北の活動に自ら参加し、手伝ってくれました。
活動の中で多くのシェフと触れ合うことで、再び店を持つ勇気が湧いたと言います。今回のホタテは御世話になった方に送りますと言っていました。こちらこそ御世話になっているのにと、恐縮してしまいます。
殻付きの生きたホタテ。はて、どうしたものか、ネットを見ながらその手順に沿って殻をあけることにしました。慣れない事は大変です。ようやく口を開けたホタテはしっかりした大きな身を持ち、これからだぞと言っているようでした。がんばれ、駒場君、そして山田町。(理事長 岡部 泉)
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- 投稿日:2013年2月16日
早取りわかめ
投稿日:2013年2月12日 投稿者:sot
■東北の春を感じる
岩手の友人から田老の早取りわかめが届きました。東北の春いちばんを知らせます。お湯にくぐらせると茶色のわかめがさっと緑に変わります。その鮮やかな変化は、春を待ち焦がれる東北の海に一筋の光が差し込んだかのようです。
このわかめは数日ほどしか持たないので、地元でしか消費されていません。でもこの早取りわかめを是非東京のお店でも使ってもらえたらと思います。迅速な流通を確保していけば良いのですが。
福島から送られてきた白菜と岩手三陸のわかめのコラボで「東北の春しゃぶしゃぶ」をしていただきました。
(理事長 岡部 泉)
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- 投稿日:2013年2月12日
福島と岩手の友人
投稿日:2013年2月6日 投稿者:sot
■岩手から銀座へ
岩手の試食会を終え、新幹線で東京へ。今日は福島の女性農業家の友人と岩手のフードコーディネーターである友人が、揃って明日のフォーラムに出演するというので久しぶりに三人で食事をします。東北の活動をするようになって東北の友人が増えました。福島は本当に大変な地域ですが、私が知る人は皆元気です。彼女もアメリカへ研修に行ったり、講演をしたりと忙しくしています。以前よりも注目度が高いせいか活性化した感があります。もちろん、今だ解決できない問題も多々あることは本当に悲しく心痛いことです。
東北は、いろいろな支援も入り、良くも悪くも激しく動いているようです。大きな洗濯機の中にはいったようにぐるぐると回されているようにも感じます。やがてその動きが止まった時にきちんと自立できている事が必要です。自分の足元をしっかりと見据え、まわりの激しい動きに惑わされず、着実に信念をもって歩いていかなければなりません。遠くと近くを双方向に理解しながら進んでいかねばと思います。(理事長 岡部 泉)
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- 投稿日:2013年2月6日