宮古の青空市

投稿日:2011年7月31日 投稿者:sot

■「男山」の倉庫で開催

 

朝早い新幹線で、盛岡へ。今日は、宮古で仮設住宅の方々に日用品などを配る青空市です。盛岡から、宮古まで2時間弱。
110731_DSC_0351_01

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[←津波の爪痕が残る青空市会場]

 

ここは、杉玉がかかっているところを見るとお酒の蔵元だったようです。あとで聞いたら、「男山」の酒造元だったそうです。あ〜、こんなになってしまったんだと悲観。天井の蛍光灯もぶらりとぶら下がったまま、シャッターも曲がってしまらないまま。津波の通り過ぎたままです。

 

青空市には、野菜や鍋、洋服、飲物などの日用品が並んでいます。ペヨンジュンさんが送って来てくれた、あったかシーツもあります。私たちは、有田の窯元さんたちに声をかけてご飯茶碗や、皿を集めました。我々がつくった色絵のご飯茶碗や小皿も持って来ました。こういうときは、かわいいきれいな色のものが心を明るくします。予想どおり「これ、これ、これがいい」といって気に入っていただきました。

 

110731_DSC_0345_1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[←青空市の様子]

 

110731_DSC_0338_1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[←色絵の小皿を選んでいただきました]

 

110731_DSC_0375_1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[←三陸鉄道を勝手に応援する会、遠野まごころネットの皆さんと]

 

その中で、一人のおばあちゃまが「このかわいいお皿でね、孫にお菓子をのせてあげるの」と話してくれました。「新盆だから、みんな集まるからね。」そうです。皆さんにとっては、ふいに亡くなってしまった家族に会える新盆なのです。親戚集めて、きちんとお迎えしたいと皆さん思っています。だから、10客いるんだよという方が沢山いました。先のおばあちゃまは、しばらくの間、お話をしてくれました。「津波がみんな持っていってしまったよ。全部ないんだよ。本当に無いんだよ。これは戦後と同じようだよ。でも戦後と違うのは、あのときはお金を出してこういうものを買わなくてはならなかったけど、今回は、こうしてもらえるから、本当に有り難いよ、有難う、有難う。」と。思わず、目頭が熱くなりました。こちらこそありがとう。もらってくれて使ってもらえてありがとうと言いたいです。

 

(実行委員 岡部泉)

東京チーム打合せ

投稿日:2011年7月19日 投稿者:sot

■東京チームひさしぶりの打合せ

 

夜の8時からソウルオブ東北の東京チームの打合せです。場所は柳原料理教室。集まったメンバーは、菊乃井の村田団長始め、六覺燈の水野さん、蕎麦の堀井さん、柳原さん、今半の坂本さん、アイバンラーメンのアイバンさん、天孝の新井さん、醍醐の野村さん、それと事務局から清岡さん、佐藤さん、わぐりさん、そして、ゲストにniccoの片山さん。

 

これまでの経緯と今後の行動計画をお知らせします。気仙沼に拠点をniccoさんのおかげでつくることができたこと、これからキッチンキャラバンが本格的に始まること等をお知らせしました。そして、我々のテーマは、「こころの食ー料理でどれだけこころを和ませて差し上げられるか」です。(実行委員 岡部泉)

ソウルオブ東北食品

投稿日:2011年7月13日 投稿者:sot

■岩手の県産品

 

岩手の方々とソウルオブ東北の食品をつくります。今日は、県庁の方々のご手配で、奥州市の県庁の合同庁舎に、生産者や加工業者の方々が約30人あまり集まってくれました。

 

110713_DSC_08541
まずは、こちらで考えて来た商品の内容とシェフの紹介から始めます。今回の商品が、岩手県の食加工品の新しい一歩になってくれればと願うのです。

 

食品をつくる事、買う事で支援になればと始めたことですが、なかなか知らない国で食品をつくるのは容易なことではありません。それでも、NICCOの片山さん、地元のレストラン、ロレオールの伊藤シェフやフードコーディネーターの五日市さん等の協力があってようやくここまできました。

 

今回は、被災している沿岸部では、なかなか食材や加工所が復活していないので、だいたいは内陸部での生産となります。来年の春くらいには、沿岸部での生産が可能になるものもあると思います。そのために、今からどのような支援が必要なのを考えなければなりません。

 

皆さんにまず、サンプルをつくっていただいてシェフの皆さんにアドバイスをしてもらいます。その後、シェフたちのOKが出るまでが大変そうです。でもシェフの皆さんも楽しみにしてくれていると思います。どうぞよろしくお願いします。(実行委員 岡部泉)

最新情報

アーカイブ

ページトップへ